大人計画「手塚治虫の生涯 大河演劇「親切伝」序章」
＠大塚・ジェルスホール (1988/9/2-4 ５ステージ） 全自由前売り1500当日1800
作・演出：松尾すずき
出演：片葉みはる、温水陽一、松尾すずき、大塚えり子、勝野雅樹、盛根さと子
坂尾直子、石塚紀成
1988/9/4
実質旗揚げ公演（この前に、絶妙な関係１＠タイニイアリスあり。）｡病原菌が蔓延す
る世界を生きる､上野の旅館のせがれの淡々とした冒険人生｡だったか｡2時間30分上演｡
字幕で語るスタイルや行ったり来たり､脇道から戻らなかったりの得体のしれなさに､
痺れたねこでした｡
役者は松尾､片葉さん以外素人（温水さんもよくわからん）で酷い出来｡それがまた
得体知れなさを増していたのも確か。客席は友達､縁者関係?になぜか近所？の親子
連れ（小学生２人）がいたり、２０人位だったか｡受付にはジテキンから片葉さんへお酒が。
関係？｡
ちなみに､宮沢章夫は「踊れ松尾!俺は見ている｡」との言葉をチラシに｡松尾さんは､
彼のユニットに本名（松尾勝幸）ででていたのですね｡宮沢さんは､本作品の劇評を
ターザンに掲載､ケラのカラフルメリィと並べて､メタ・フィクション的実験ではなく､スト
レートな物語をどう語るかの冒険の面白さ､重層的な非決定の面白さと書いてました｡
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