ｉＯＪＯ！ 「道具主義者の最大幸福」
＠恵比寿イーストギャラリー (1995/11/10-12 5ステージ) 前売2200,当日2500
作・演出：黒川麻衣
1995/11/12(日)2:00-3:30PM 晴 正面側席・最前列より 客席８割(200)
会場。オープンスペース。広くていい。に変則階段席。正面は順当、上手には
一段高くベンチ状シート列。ねこは正面離れ小島（３席）へ。舞台。２面スモーク
のパープル地壁。に落ちていくパステル色のボール群。の絵は床から客席側まで
描かれてる。テーマ＝”墜ちる”にかけたのか。一段高い舞台には、グリーン、
レッド、イエローの学校椅子。とこどこスクエア照明。こじゃれた美術。
お話。潔癖性なのも臆病なだけ？の真面目大学生・芥川君。には、いーかげん
に見える周囲：考えなし、批判だけ、いい気持しい、な。あぁ、もうなんでうじうじ。
なんだか自分だけ損。と享楽好き好き本能爆発：ブレイクするまでのあれこれ。
軽やか、さっさか、楽しげ。でも実のとこ、内容シビア。本音言いと受ける骨なし
な人々。具体的には、強い女と犬みたい男達関係。一見、暗くなりそう。でも、
きつい物言いには、コンパ乗りで速攻憂さ晴らし。並の演劇だと、みんなモノロ
ーグ始めちゃって、葛藤しちゃうとこ。感情過小、ドライなのが今風で面白い。
ためらいとか、感情人並みなのは主人公だけ。コントラストもくっきりして○
あんた堕落したわねと、連鎖反応のように芝居が続いていくのとか、テンポ、
センス○。この辺、崇拝しているらしい宮沢章夫と共通点感じるねこ。好き。
もっと、展開とか切れ上がり、役者の声でるといいのにな。
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