＠新宿・タイニイアリス(1996/5/23-26 6ステージ)
前売1800円 当日2000円
作･演出：牧田昭宏
1996/5/23(木)晴 7:00-8:50PM 最前列より 客席6割(50人)
初見。舞台。西洋納屋風なつくり。淡い色の壁と木目なテーブル。上手奥に
窓とチェックのカーテン、外へのドア。なんか居心地よさげなさらさら印象。
暗転の音楽とかも、ボサノヴァでさらり。
お話。ワイン問屋の居間。従業員と客、隣家の夫婦のなんでもなさそで、いろ
いろある関わり合い。
一見淡々としてて、葛藤、不安な本音が潜んでる人達。会話中心で次第に関係
浮かぶ舞台。岩松了をちと彷彿。好きな傾向。でも、それほどには人を追い
込まない。その後も、なんでもなげに話は進む。これもさらり、ものたんない。
あと。説明なさすぎで関係つかめず。困っちゃう面あり。
会話に特徴。性急、棒読み、独白ぽい口調、唐突な話運びがあって、変。思わ
ずくすり笑いねこ。感情あんま込めないの、後の本音の部分を際立たせる
演出？、熱血嫌い？。どっちもかな。奇妙さも、本音シーンじゃストレートに。
ちと違和感。
役者。安江さん。落ち着いた美人お姉さんな感じ○。客演、猫のホテル：森田
ガンツ。いつになく、好人物役。と思ったら、ちとき○がいな面も。巧し。同：
市川しんぺー。傍若無人そうで気の置けないとこ○。客演の二人が異色で
面白かったねこ。