[ホーム] ［月間一覧］ （本ページは劇団ページが出来次第、そちらにリンクします。）
＠渋谷・青山円形劇場 (1998/1/27-2/1 7ステージ)全指定前売り3500当日3800
作：川上徹也 演出：杉本タダスケ
出演：冬乃もみじ、近江谷太郎、林英世、久保田浩、みなみさゆり、肥塚明日香、
今仲ひろし、山本禎顕
1998/1/31(土)快晴 7:10-9:00PM 最後尾席より 客席９割(250人)
客層：20〜30才代中心に幅広く。なんとわなし、キャラメルの客層な感じもあり。
笑いとる場面の受け具合とか。
客入れ：客席配置はアリーナ付き馬蹄形。当日券は最後尾のよう。まだ余裕あり。
昨年１月初演（大阪で3日間800人動員なそう）。好評をうけての再演、東京公演。
舞台。中央にダブルベット倍寸。でかい。の後ろに白いカーテン、寝室な設定。上
手下手にそれぞれ二人掛けソファとテーブル。主人公の二組夫婦家のリビング設定
お話。相方をホンとに好き？、自分はどうしたい？。自分探しの疑問疑問な夫婦２
組。は友達通し。偽ってきたホントの気持ちはホモラブにあり。でも、その相手が
好きな人なら、私もな気持ちも、持ちたい？持てる？、うーん状態。ある日、垣根
取り払い、互い知らずの内にSEXスクランブル（ホモとヘテロの全組み合わせ）。
告白をきっかけ、戸惑いながらも、素直な気持ちの素敵さに気付く４人。複雑な関
係にある、単純な恋の思いを等身大に描いてく。
同性愛でもなんでも、好きは好き。なんか安心、よかったねな気持ちねこ。SEXし
ても×じゃ、砂漠で水なしな苦しさだから。真摯、素直、優しい視点の作品。傷つ
き悩む自分探しの展開を、饒舌にならず奇をてらわず演出。さらりとした感触○。
かといって、ドライでなく、戸惑いがちでシャイな日本人らしいとこもあって安心。
ストレートプレイで心配？だった、久保田さんも好演。出過ぎないアンサンブルの
中、地に足着かずのファニーさに情念の深さが垣間見える、都（冬乃）の危機感が
印象的。２度目のカーテンコール挨拶は近江谷さん。強いのか、じゃんけん。