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＠渋谷・青山劇場 (1998/9/7-15 8ステージ)
全指定前売り当日共 S-8400 A-6300 B-4200
振付・演出・構成：Ｍ･タンカード
出演：オーストラリアン･ダンスシアター
1998/9/15(火祝)曇り 3:05-4:00PM 後方より 客席1F７割(600人？）
客層：20-30才代女性を最多。おばさん、おじさん、家族連れまでとりどり。
客入れ：結構空席多し。Ｓ席付近に密集模様。音楽は演奏がクロノスＱとわかった
けど曲名？ねこ。配布パンフに記載あり、親切で○。
知見なし。ピナ・バウシュにいた人が創立したカンパニーの初来日。作品はなんで
か93年初演の。どうせなら最新作みたかったねこ。
全体わかりやすいダンス。もとめながらすれ違う男女の様を劇的に直裁に描いてく
女性はそれぞれカラーリングのドレスなのに、男性は半裸、下黒一色で没個性。お
まけに異性を求め続けながら、虫けらみたい倒れ伏してくのは男性の場合多。なん
かあ、男はバカで報われない役で辛いっス、みじめな現実・・がお話として印象ねこ。
冒頭、ゆっくりと手を組んだりあげたりの振り、で一転激しく女性を取り合う野郎
どもと、相手の女性は無頓着ですねえ状態がしばし。ダンスつうよりお芝居みたい
パーカッシブな音楽に変化。ダイビングしたり、連なって動いたり離れたりと動き
に変化あり、面白いねこ。後半は、ワイヤ吊りダンス。男性が女性を振り回したり
寄り添って浮遊したり、蓑虫状態で男が振り子なったり。力ずくの激しい動きに劣
情なすごさ、緩急いれての反復にエモーショナルな人の姿を伺わせたりとあれこれ
でも興味ひくよな、面白みはあんまなし。もうちと、見たこと無い動き希望、コン
テンポラリーダンスなんだし。ダンサーの個性があんま感じられなかったのも、残
念ねこ。