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＠三軒茶屋・シアタートラム (1998/10/30-31 3ステージ)
全自由前売り3000当日3300
振付：A・ダニエリ 音楽構成：I・リーダー、A・ダニエリ 照明：S・イェフダイ
衣装：A・ヤッフェ 舞台美術：ペインテッド・デザイン 制作：プロミス
出演：I・エレズ、G・ナミロヴスキー、N・タミール、R・タシャハ
1998/10/31(土)晴れ 3:05-4:00PM(1'00) 最前列より 客席7割？(150人？）
客層：20ｰ30才代中心で幅広く。女性過半数。
客入れ：整理券配布ありも、ゆったり埋まる客席。黒幕が下ろしてある舞台がなん
かクラシカル。最前列座っちゃっけど、横幅を結構使って展開する舞台には中段く
らいからがよかったかも。
イスラエル・コンテンポラリダンス紹介シリーズその１らしい。12月にはバットシ
ェバ舞踊団のヨシ・ユングマン(12/18-20＠セッションハウス）が予定。
舞台。可動式「街灯」が４。銀色の四角柱、赤青やらステンドグラスな穴から明か
り。貝？やらいろいろ表に張り付きな、不可思議オブジェ。ダンサーが移動したり
して使用。
独特雰囲気が○。ミステリアスでちと官能的、狂気とその癒しなやわらぎを感じた
ねこ。月明かり然とブルー照明多し、その中「街頭」の暖色系灯火が和み色。音楽
はとりどりカラフルな美しい８曲。水パイプ？やハープを使った古楽、フレンチ？
ポップ、切な系の弦楽曲、M・ナイマンもあり。進行につれ、女性が次第衣装（レ
ッグウォーマーみたいの、皮？製ベストやチュチュみたいの）をまとってくのが不
思議。２対２、１対３など対になり、踊る人見守る人がいたり、全員で祝祭のよう
踊ったりの構図あり。苦しみ悩む人、治癒しようとする人など、それぞれに具体的
物語がありそう。ゆったりと全身を回転、伸張、空気の海を泳ぐよななめらかでな
だらかな動きがいい感じ。それらと一時も止まらぬはげしめの狂おしい動きが常に
あり。時折あるおかしな動き（逆立ちしたり、両腕の膝を相手の目に当てながら歩
いたり）にほよよ。女性同士、前を歩く人にぴったり付き従い、耳元に囁きかける
場面などエロティックでほおお。全体お香の香りみたいな、違和感と和み感があっ
て、まったり面白くみれた（後半、睡魔でいい気持ち）ねこ。