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 奥田ワレタ・真野絵里「愛なんかで腹がいっぱいになる女」

 @京都三条 ART COMPLEX 1928(2005/2/24-26 3ステージ)
 http://www.pan-kyoto.com/ac1928/
 全自由 前売・当日共 2000円

 演出 上田誠[ヨーロッパ企画]  舞台監督:藤原大介[劇団飛び道具]
 音響:椎名晃嗣 照明:惠藤唱文 映像;丹原康博
 舞台美術:酒井善史[ヨーロッパ企画] 衣装:アコ 小道具:首藤慎二
 宣伝美術:坂井奈穂 協力:ヨーロッパ企画 共催:ART COMPLEX 1928
 奥田ワレタHP ジーパン日和 http://www1.odn.ne.jp/~cbw40840/
 出演:
 奥田ワレタ:児玉仁和子
 真野絵里 :谷道智子
 首藤慎二 :タムラくん
 上田 誠:AD

 小崎泰嗣(映像出演):こーちゃん
 吉田恵太(映像出演):山本くん
 大島正嗣(映像出演):事務所の社長
 
 2005/3/25(金)晴 7:31-9:08PM(1'36) 最前列より 客席ほぼ満員(70人)
 客層:20歳代中心に幅広く、男女半々。二人連れ多め。
 客入れ:整理番号付き。整列して入場、開場時で20人ほど。全椅子席、平床に8列
 をゆったり千鳥配置、最後尾2列は雛壇上。舞台が高めなんで見難いことはなし。
 ほぼ定時開演なんで注意。折り込みパンフ。B5 3つ折り。挨拶、配役、スタッフ、
 予定掲載。物販。オリジナルはなし。劇場出版本。

 引く手あまたの中堅28才プリティ女優@京都の二人芝居。演出はブレイク間近!?
 ヨーロッパ企画の上田誠 と京都スタッフにて。

 舞台。円形の張り出し、両袖正面スクリーン。両袖は>>模様。椅子をテーブル
 変わりに使用。ラジカセとか持ち込み式。終盤、スクリーンをあけると、オンエア
 バトルな電飾が出現する仕掛けあり。

 お話。サブカル趣味なアイドルデュオ、ビックマイナーなデビュー後は鳴かず
 飛ばず。パンク転向、バラエティ、地方TVの不思議お天気姉さんと早や8年
 (だっけ)。さっくり首になって路頭に迷い。だめもとで売り込み、事務所9件目
 にして、何を言ってるのか不明な社長になぜか気に入られ採用。何度か聞かないと
 判らない依頼の留守電、オンエアバトルにでてくれとのこと、関西出身らやで
 芸人と勘違いされたよう。

 受けるかひと揉めも、結局決意。いとしこいしビデオほかで研究、漫才のあまりな
 難しさに落ち込んだり。小手調べに素人オーディション(マジで出場)、巨人師匠
 に声はでている、ねたができていればと致命的なダメ出しされ。落ち込んで、喧嘩
 して仲直り、気を取り直し。若手男子漫才コンビと知り合っていい気になったり、
 彼氏に去られて落ち込んだり、28才女子ないろいろ。普段の話をねた、素のぼけ
 つっこみキャラを活かすことを思いつき。志村けん・馬鹿殿の腰元役オファーも
 断って、オンエアバトル。まあ、破れましたけど。

 瀬戸際で結構きつい現実も、結構のほほん笑いに転じて、オールザット漫才。困っ
 た人達ばたばたのシチューションコメディ。ヨーロッパ企画な口が減らないトホホ
 会話、適度メリハリのこなれた芝居がいい案配。種々仕事での衣装換えが楽し。
 ワレタ嬢得意?の瀬戸際ソング、私のハートはショート寸前(だっけ)「蛸足配線の
 唄」、思いこむほどにお惚ける真野さんの脈略なくパン食芝居など、印象。
 もろもろ愛らしい、女優二人のぱたぱたぶりに微笑みねこ。途中、リアルオーディ
 ション模様映像。素人なのにきついコメントには苦笑、漫才って難しいものなんね。

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