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 演劇キック プロデュース 演劇ぶっく社設立20周年記念公演 第二弾
 「天国と地獄 〜オッフェンバック「天国と地獄」より〜」

 @新宿 シアターアプル(2007/4/12-16 6ステージ)
  http://www.theatre-apple.co.jp/
  全指定 前売4800円 当日5300円

 脚本・演出:江本純子
 舞台監督:高橋大輔+至福団 美術:伊藤雅子
 照明:関口裕二[balance,inc.DESIGN]音響:熊野大輔、鏑木和宏[SoundGimmick]
 衣裳:胡桃澤真理 衣裳製作:上村秀一(Chacott) 音楽監督:小林健樹
 演出助手:松倉良子 振付:振付稼業air:man 映像:奥秀太郎[NEGA]
 歌唱指導:伊藤邦恵 宣伝美術:宇野亜喜良 チラシデザイン:釣巻デザイン室
 票券:サンライズプロモーション東京 制作協力:毛皮族
 演劇キックプロデューサー:坂口真人、市橋浩治 ラインプロデューサー:高田雅士
 出演:
 町田マリー:ユリディス(オルフェの妻)
 江本純子 :オルフェ(バイオリン奏者)

 田口トモロヲ:ジュピター(神々の王)
 小林顕作 :プルート(地獄の王)=アリステ *宇宙レコード
 澤田育子 :世論              *拙者ムニエル

 羽鳥名美子 :キュピドン(愛(性愛)の天使)
 柿丸美智恵 :ヘラ(ジュピターの妻・結婚の神)
 高野ゆらこ :ダイアナ(狩猟の女神)
 武田裕子  :ヴィーナス(美の女神)
 和倉義樹  :マーキュリー(使いの神)

 金子清文 :ジョン・スティクス(地獄の門番・元アルカディアの王子)

 延増静美/平野由紀/高田郁恵/水町香菜恵
 赤坂恵梨/石田沙央合/菊地明香/久保田綾子/
 黒木絵美花/kekko/サチコ/城間真/鈴木陽子/
 田島SAYAKA/たにぐちいくこ/中林舞/
 梨木智香/福田卓志/細井里佳/細江正和

 2007/4/15(日)晴 2:05-4:56PM(1'33/休14/56)最前方下手 客席ゆる満員(600?人) 
 客層:20-30歳代のコアな演劇ファン。男女半々。中年男性がいつもながら結構。
 客入れ:当日券たぶんあり。サイド席は不使用。前説あったか不明。折り込みチラシ
 それなり。折り込みパンフ A4 3ページ。 物販。過去グッズ、写真集、CD。
 カーテンコール8分3回。賑やかなカンカン、地獄のギャロップにやんやの拍手。

 田口トモロヲ招聘、オーディションでバレエダンサー、ヴィオリン奏者らあれも
 これも詰め込んだ 江本純子新作。
 舞台。後方スクリーン、しばしば補助映像投影。階段、2階装置ら持ち込み式。
 お話。元々古典パロディのオッフェンバック作品をパロディ。浮気な妻を取り戻す
 ため、夫は天国と地獄行きでてんやわんや。原作の構成に忠実、物語運びは同様。

 物量投入の賑わいもちとすきま風。最前方のねこはまだよけれど、後方席は多分△。
 どうしても小さく2人+モブ芝居、我慢できずにアドリブないじり。そこら薄さ安さ
 もファンには愛着なるも、巨大アプルとなるともの足りず。2幕からポロリ寸前の
 トップレス、ニプル女性陣に怪優・田口トモロヲ、小林顕作を加えて、本腰。ここら
 楽しさが全編、加え2時間以内、で会場小さめならよかったかも。女傑・澤田育子が
 訳知り顔役でおとなしめ、これも不満のもと。

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