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＠下北沢 本多劇場(2007/6/25-7/22 27ステージ)
http://www.honda-geki.com/honda.html
全指定 前売・当日とも7000円
作：三谷幸喜 演出：三宅裕司[SET] 美術：金井勇一郎
照明：塚本悟（ASG） 音響：今村太志（サウンドクラフトライブデザイン社）
衣裳：菊田光次郎（東京衣裳） 音楽：大崎聖ニ（楽踊舎）
舞台監督：津田光正（バックステージ）
宣伝美術：坂村健次（C2design） 鈴木健朗（C2design） 宣伝写真：江隅麗志
プロデューサー：小竹隆仁、白石千江男、山内学 制作：三田地芙美子ほか
企画制作：オルテ企画、アタリ・パフォーマンス、アミューズ
出演：
伊東四朗：（社長）
三宅裕司：（専務） [SET]
山口良一：（部長） [東京ヴォードビルショー]
佐藤Ｂ作：（モノマネ得意な社員） [東京ヴォードビルショー]
藤澤恵麻：（ピーナツ売りの行商人）
東貴博 ：（社長の甥 ボンボンの副社長）[Take2]
伊東孝明：（害虫駆除作業員 伊東四朗次男）
河本千明：（社長秘書） [SET]
中村メイコ：（社長夫人）
2007/7/14(土)雨 7:10-9:21PM(2'06)下手後方 客席超満員(450人)
客層：小学生からじじばばまで、町内会な幅の広さ。男女半々。
客入れ：前方中心に補助席50、座蒲団席42、満員。入口にスポンサー銘が入った祭り
提灯と伊東四朗の立て看板、音頭が流れてお祭り模様。置きチラシを撤去して、
ロビーは胡蝶蘭を中心とした花畑状態。折り込みチラシ少々。物販。パンフ □20cm
44ページ。座談会中心、半生回顧マンガあり。Ｔシャツ2800円。タオル2枚1200円。
カーテンコール1回5分。昨日のアンケート紹介、明日の台風〜地震で開演が遅れた時
のことなとなど、伊東さんトーク。
70歳とは思えぬ若さの伊藤四朗・不定期小劇場企画、最新。三谷幸喜の脚本、三宅
裕司演出と人気者布陣に客先超満員。
舞台。社長室前ロビー。上手に社長室ドア、近くに秘書机。中程の出入口、製菓会社
自社ポスター。下手ブラインドが降りた窓とソファ、観葉植物。害虫駆除業者が常駐
お話。異物混入問題の責任で揺れる製菓会社。幹部から辞任を願うが社長は聞き
入れず。一計を案じた幹部達は社長の替え玉を立て、先代社長の息子を説得して、
後任に立てようとする。社長はといえば、お気に入りの行商の娘に普通のおじさんと
して接しようと変装。その姿を社長のそっくりの人間と勘違いした幹部は、本人を
替え玉に立てようとする。社長はある時は社長、またある時は替え玉とてんてこ
舞い。そんな内に、社長としての自分に対する周囲の本音を知ることとなって…。
単純明快な混線ぶりが素直に愉快。たわいなくも、お約束に笑える脚本を、合点承知
の役者芝居で外すことなく。客席の期待と同調、いい感じに暖かい舞台となり。
役者達は軽やかに動きまくり。こんなに獅子奮迅させて大丈夫？な伊東さんの
「放浪」ぶり。真実を知るも、中間管理職に板挟みの山口さんの七転八倒。似ていな
い物まねやら暑苦しさに思わず失笑のＢ作さん。ずっこけても冷静な三宅さんの
采配ぶり。とか印象ねこ。
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