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＠新宿御苑前 サンモールスタジオ(2008/2/6-11 10ステージ)
http://www.sun-mallstudio.com/
全自由 前売2800円 当日精算3000円 当日3500円
総合演出：ブラジリィー・アン・山田[ブラジル]
音響：井出比呂之 照明：進藤尚子 舞台監督：掛樋亮太 美術：仁平裕也
宣伝美術：齋藤美紀 主題歌：あげたいキモチ 作詞作曲うたchikako
プロデューサー：小野寺誠 企画・製作 WHATCOLOR
http://www.geocities.jp/whatcolor1999/
1話 「犬かきで溺レ」 作・演出：ブラジリィー・アン・山田
白鳥光治 ：久保泰治（スーパー店長）
折原敬一 ：貫井一（アルバイト）
山岸里江 ：山口香代子（万引き女）
金子伸哉 ：川島義之（社員） [ブラボーカンパニー］
2話 「新宿の鹿」 作・演出：楢原拓[チャリT企画]
尾原仁士 ：ヒトシ(ゲイバー勤め）
酒井謙輔 ：ケン (ゲイバー勤め） [グリッドロックぺペロンチーノ]
折原敬一 ：貫井一（ゲイバー勤め）
ちょーすけ：山口（社長）
宮内洋 ：小宮（部下） [和創芝居「緋國」]
天野奈美 ：美奈代(部下）
村松佳 ：トモキ（両刀） [太田プロダクション]
岩佐詩織 ：マユミ（トモキの彼女） [Sunny Side]
3話 「牛」ドナドナのうた 作・演出：楢原拓[チャリT企画]
真瀬京子 ：ももこ（牛人間）[黒ヰ乙姫団]
深寅芥 ：松坂（牛人間） [空間ゼリー]
古泊明敏 ：ヨシタケ（牧場主）
4話 「冬に眠り、春に別れ」 作・演出：ブラジリィー・アン・山田
ちょーすけ：山口洋二（社長 元ボクサー）
古泊明敏 ：熊川義剛（無職 元ボクサー）
山岸里江 ：山口香代子（山口の妻））
2008/2/11(祝月)晴 6:10-8:03PM(1'47) 前方中央 客席超満員(70人)
客層：20才代中心、時折中年層。女性過半数。2人連れ多め。
客入れ：荷物預かり、場内誘導積極的。ベンチ2列、ひな壇に椅子席4列。
開演押し、場つなぎでプロデューサーのトークあり。折り込みチラシ若干
折り込みパンフA4 3ページ。挨拶、顔写真付き配役、予定。次回公演 本年夏。
物販。劇中歌を含むCDとか。 カーテンコール6分1回。役者と作演出紹介。
プロデュース形式で上演を重ねる劇団とか。主宰？はＴＶ関係の人のよう。
若手伸び盛り作家を集めてのオムニバス。
舞台。◇型の白い島舞台。格子を隔てて二面の壁に幾何学模様。テーブル、椅子は
持ち込み式。
お話。「犬かきで溺レ」ミンチで中身詐称したり、火の車経営スーパー。「要領」
の悪い店員に店長いらいら。そこに万引き女。強情で一騒動、実は店長の不倫相手
で確信犯。「新宿の鹿」遊び友達を待つニューハーフ達、恋人と別れ話をする男、
交通事故を取り繕う会社員達。出会わないはずのない彼らは奇妙な縁で繋がって
いて。「牛」巨乳フェチ風俗？、牛なコンパニオンに告白するボーイ。そこに牧場主
な店長、ボーイを家畜に売り飛ばそうとやってくる。
「冬に眠り、春に別れ」試合で障害を負わせ、その償いを続ける元ボクサー。記憶
喪失とはいえ、実質強請たかりの「親友」に憤りを隠せないその妻。拒絶された
その日「親友」は猫の皮をかぶるのをやめ、新たな復讐を始めるのだった。
訳あり割り切れない人達の悲喜劇、すったもんだ四態。シリアスなんにどこか可笑し
く、バカ哀しくみせてエンタメ志向。特異な設定でぎゅっと物語を詰め、タイトに
テンポ良くみせ。挿話間を登場人物やエピソードで緩やかにつなげて、とりまとめ
工夫。の山田氏の空気感や間を醸成する演出が、ふーみと印象ねこ。
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