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 OSAKAテラヤマ博出展作品「レミング 世界の涯まで連れてって」

 @新宿二丁目 タイニイ・アリス(2008/5/2-6 7ステージ)
 http://www.tinyalice.net/top%20botom.html
  全自由 前売2500円 当日3000円

 作:寺山修司 演出・音楽:佐藤香聲 *[銀幕遊學◎レプリカント]
 演出助手:村田絵美[GRAVITY VANISHED]
 舞台監督:河村都 照明:大塚雅史、加藤直子、土谷びわ
 音響:坂本知、松木優佳 プロデューサ:結城沙都 芸術監督:佐藤香聲
 製作:-IST零番館+カフェSur.
 出演:
 栃村結貴子  *:影山影子(映画女優)
 べっち。   **:支那の魔術師 **[IQ5000]
 坂本泰久   **:コック1
 佐治彩子   **:コック2
 アフリカン寺越**:母
 久保田寛子  **:少女
 ドン・タクヤ **:夫
 渡部愛    **:妻

 綾木由香    :看護婦
 是常祐美    :修理人
 嶋田綾子    :ロケ隊
 白井宏幸    :監督  [劇団暇だけど素敵]
 川上千佳子   :屋根裏の散歩者
 松本絵里    :修理人 [エレクトエリット]

 2008/5/5(月祝)曇 12:45?-2:03PM(1'18?) 中段中央 客席7割(15人)
 客層:20-30歳と中高年、ほぼ全員男性。
 客入れ:開場開演同時。いつもの小さな座椅子4列、間隔をおいて千鳥配置。
 折り込みチラシ少々。パンフ A4 1枚に配役。物販なし。カーテンコールなし。

 大阪の小劇場・イスト零番館「テラヤマ博」東京出張企画。銀幕遊學◎レプリカント
 佐藤香聲がオリジナル音楽を提供、演出。

 舞台。上手と下手手前、白いブロック壁の一部。持ち去って四隅、片々に並べて
 区切りをつくり。

 お話。壁が消滅し、現実と虚構の垣根が取り払われる。妄想が雪崩を打って劇場に
 溢れる。日常に演じることをやめない女優の撮影現場が去来する、夢のまた夢の
 世界。

 時計仕掛けの歩行ダンスと無機的な音楽、人工的な明かりが混沌から街路と家を
 形作る。やがて会話劇が立ち上がり、人肌の温もりを持った郷愁が漂う。シュールも
 物語志向、情感をちりばめた風景をまったり眺め。男性化する母親のさまなど大阪な
 喧しさがあり、面白くみるねこ。

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