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＠新宿歌舞伎町 新宿ゴールデン街劇場(2008/6/8-12 6ステージ)
http://www.geocities.jp/golden_gai_gekijou/
前売り・当日2200円
作・演出・音響・美術：笠木泉 映像：高橋明大 音響OP：鈴木将一朗
照明：石井肇 衣装；細江祐子 大道具製作：柴山陽太 小道具製作：矢野愛
演出助手：松山和寿、信国敏美 PHOTO：タムナデ・姉 DESIGN：mee
制作：アデュー・neophilia (吉岡光晶)、笠木泉
http://adieuadieu.com/125days/index.html
出演：
細江祐子 ：小西晴子
田中夢* ：小西晶（あきら 晴子の妹）* [遊園地再生事業団]
柳沢茂樹 ：玉田治（晴子と同居中）
青山麻紀子：松本詩子（自主映画監督 晴子友) *[boku-makuhari]
山本大介 ：早川真純
八代貴晴 ：近藤（自主映画スタッフ）
岸潤一郎 ：成瀬（治らのアパート上階住人。群馬出身） [NAイKI]
2008/6/11(水)晴 7:11-8:42PM(1'31) 前方中央 客席満員(40人)
客層：20-30才代、男女半々。スーツ客いたかな？。
客入れ：整理券付き、奥詰めをお願いされて入場。桟敷1、ひな壇にベンチ4列。
遅れてくるお客のため、端を空けるよう詰め。荷物預かりは特になし、ベンチ下に
籠あり。折り込みチラシそれなり パンフ A5 3ページ。挨拶、配役、スタッフ、
予定。物販なし。カーテンコール1回。
個性的な声をもつ女優・笠木泉のプロデュース作品。
舞台。マンションリビング。ラグの上に無印良品座卓。2人掛けソファ。上手隅に
女子っぽい雑貨。下手に野球ボール、文庫本ら男子っぽい雑多。その奥に暖簾、
台所、寝室へ至る設定。客席の劇場ドアをマンションドアに見立て、取り込み。
お話。なんか忘れてしまわれがちな30代女性と、被害妄想だか自意識過剰だかな
その恋人。やがて、2人が同居するマンションに妹が居候、次いで離婚後の未練がま
しく、その亭主がやってくる。その他、自主映画を撮ろうと頼りにしてくる女性と
スタッフ、介護疲れの上階の男性達が織りなす人間模様。
すれ違い、不通ら不協和音も結びつく関係性。を、そんな人がそんな風にしている
空気感を大切に描く会話劇。家主女性と恋人が中心も、周辺のがアクが濃く、世界に
2人ぼっち（ていうか2人なのにひとりぼっち）な空虚感がよく現れ。でも、単につか
み所のなさとも取られちゃうのが難。いろいろな場面を置き去りにするけど、映像
コラージュと思えば、そうかなとも。
役者はとても魅力的、演出にもよく応えてる印象。細江祐子、柳沢茂樹が奇を
てらわず、等位大。青山麻紀子さんは、地に足がついてムードメイカー。元大人計画
の山本大介さんは、あざとさと繊細さのダブルバインドが面白く。岸潤一郎の
突発する狂気がスパイシー。田中夢さん、可愛い顔で毒を吐き、それも愛らしさの
内な魅力。
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