・ほか、お米やコーヒー豆、牛乳など かくれメニュー？も販売中。
・路地裏猫が多い劇場らしく、出口扉には戸外に猫がいるかもしれないのでそっと開けての
お願い掲示あり。
＠北池袋 アトリエ センティオ(2008/6/26-29 4ステージ)
http://www.atelier-sentio.org/
一般 前売2200円 小学生前売1000円 一般当日2500円 小学生当日1200円
＠横浜 STスポット 10/24-26 3ステージ
原作：江戸川乱歩 構成・演出・出演：鈴木史朗
オフィス瓢 http://www.officehisago.com
A.C.O.A. http://www.acoa.jp/
2008/6/28(土)曇 7:05-8:20PM(1'14)最前列 客席満員(25?人)
客層：20才代と中年層。お友達とコアな演劇ファン？。男女半々。
客入れ：北池袋からテクテク7，8分。曲がり角には案内人が立ち、親切。劇場という
か、住宅改造アトリエ。真っ白漆喰が曲線を描く壁、繭のような空間。ひな壇に
い草座布団席3列＋補助椅子。 遅刻連絡の客数名を待って開演。普段は定時開演
なのかしらん。パンフ 2枚。長い挨拶と予定。 物販。劇場内カフェオープン。
自家製焙煎の珈琲から納豆、ぬか漬け、栃木の地酒まで、他ではちょっとない地産
地消ぶり。 カーテンコール1回1分。
初見。劇団SCOT出身の鈴木史朗が主宰、栃木県那須に根ざした演劇活動を行っている
とか。映画監督の本広克行さんら、東京から通う熱心なファンを持ち。
舞台。素の劇場に結界。7角形頂点に後方につれ高い白熱電球スタンドと、それぞれ
の辺と中央に茶色の金属製道具箱を置き。道具箱は積んで椅子状にするなど工夫。
お話。椅子に潜み、人の肉感に悦楽を見いだすようになった家具職人の告白。異常
性愛もロマンティックな一編。
原作を豊かに膨らませ、世界をお客と分かち合う、官能的感応1人芝居。タキシード
に山高帽子、赤いステッキのボードビリアンか魔術師な出で立ちで導入。男前な立ち
姿が、目だし帽なマスクを被ると豹変。背を曲げ、足下がおぼつかず、へりくだり
口調の職人に変身して、みごとな多重人格ぶり。
恐れと異常な悦楽に揺れ溺れながら、どこまでも真摯で畏まった家具職人。その有り様
を表情、仕草、口調ら、いずれも豊かな身体表現で描き。マスク越しの歪んだ目元、
口元、独特の間の良い語り、欲望と意志の強さを伺わせる強靱な上半身…。
主人公が女主人に語り、かつ役者がお客に伝えようとすることの双方が共鳴するよな、
感応的な体験をするねこ。全体照明→スポットが、情景と主人公の心象切り替えを演出。
シンプルでわかりやすく、効果的。
・ほか、お米やコーヒー豆、牛乳など かくれメニュー？も販売中。
・路地裏猫が多い劇場らしく、出口扉には戸外に猫がいるかもしれないのでそっと開けての
お願い掲示あり。
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