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＠下北沢 本多劇場(2008/10/24 -11/3 15ステージ)
http://www.honda-geki.com/honda.html
全指定 前売当日とも6500円
脚本・演出：水谷龍二 美術：中根聡子 照明：五十嵐正夫、古橋亘浩
音響：原島正治、大塚重之 衣裳：牧野純子、小林菜摘、森彩子、中村暁美
舞台監督：武川喜俊 企画・製作：(株)オルテ企画、アタリ・パフォーマンス
http://www.atari.co.jp/
出演：
伊東四朗 ：蓮見学(スナック風水マスター 直也の叔父)
平田満 ：米村直也(失業中)
片桐はいり：米村和江(直也の妻)
森本亮治 ：米村克彦(直也の息子)
馬渕英俚可：丸岡秀子(ホステス・学の弟子)
飯田基祐 ：青木孝正(バーテン・学の弟子)
吉田麻起子：河辺美香(ホステス・学の弟子)
2008/11/1(土)晴 2:05-3:52PM(1'43)後方下手 客席超満員(360人)
客層：中年層最多に町内会な幅の広さ。女性過半数。
客入れ：当日券あり、最後尾に補助椅子・前方はなし。折り込みチラシそれなり。
パンフ A4 2ページ。役者の今昔写真、挨拶掲載。平田さん、片桐さんが20代の
頃と変わらず、不思議。物販無し、おかげでロビーが広々。カーテンコール4分2回。
前日のアンケートからいくつか紹介して、ほのぼの笑い。
伊東四朗×水谷龍二の喜劇企画。
舞台。昭和な2階建て住宅。庭に面した縁側、ガラス引き戸と八畳間。座卓、茶箪笥
、鴨居に海外民芸な仮面。上手に台所、シンプルな丸テーブルと椅子２。くすんだ色
の玉簾から奧の部屋、右へいくと２階への階段設定。
お話。夫がリストラの憂き目にあい、叔母宅へ居候中の夫婦。息子も失業中、親に
冷徹な口を効き。まるでいいことなし。ぼやくところに旅行中の叔母を訪ねて、
叔父が訪ねてくる。なんと45年ぶりの再会。風水師でもある叔父さん、連れの三人
弟子と共にあれこれと風水で助言。家のことのみならず、甥っ子家族のことも。
怪しんでいた妻は、藁をもつかむ気持ち。しかし、息子との距離は縮まることなく、
新たな心配の種が。
秘密と嘘、それぞれの事情が生む、すったもんだも生きる証と苦笑い。優しい人たち
の誤解とすれ違いが笑いを誘う、ウェルメイド・コメディ。硬と柔、陰と陽らキャラ
立てが案配よくはまり、そのままで面白いねこ。優柔不断の夫・平田さんといらだつ
妻・片桐さん。剽悍とした伊東さん。弟子の3人も個性的。粒立ちよい役者ぞろいで
小気味よいねこ。
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