巣恋歌 迷走中。 ハチ公前ライブへ出発。
踏切挟んで、リズム三兄妹。 同じフライヤーを開いてる怪しい一団。
電車に慌ただしく乗って…、渋谷駅到着。
東急前に集合。ヴァイオリンの弾き語りって珍しい。マイクの精もリズムによく乗り。
カーテンコール直後で変な姿勢。 カンパする人結構、千円札結構。
＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2008/11/3,9 2ステージ)
http://www.komaba-agora.com/
全自由（朝食付き） 「リズム三兄妹」セット券3500円
作・演出：神里雄大 照明：高橋かおり 制作：elegirl label
助手：鈴木啓史 表紙画：新宅睦仁「宿河原在住男性」
企画制作：岡崎藝術座／(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催：（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
協力：Y.e.P／吉住モータース、Power Doll Engine、Hikari Honpo
平成20年度文化庁芸術拠点形成事業
出演：
西田夏奈子：巣恋歌（すごいうた 国民的歌手）
召田実子 ：マイクの精、マイク
億土点 ：社長
坂倉奈津子：マネージャー
・リズム三兄妹
鷲尾英彰：利頭武
白神美央：利頭エム結う
内田慈 ：利頭夢子
2008/11/9(日)曇 9:03-10:07AM(1'04)主に最前列 客席満員(55?人)
客層：20-30才代男子過半数、あと女子。リピータ2割？。
客入れ：前回と同様、あまり前誘導はせず。これも前回同様、「時間厳守」にお客
良く協力して滞りなく進行。
役者は泊まり込み、お客は休日早起き、だけじゃない特別イベント公演。
舞台。コンクリートむき出しの床奧、布団を敷いて寝る人あり。握ったマイクが
突き出され。上手に大きな脚立。手前にラジカセ。ここを起点に観客移動型で構成。
お話。本公演「リズム兄妹」の兄妹達が溺愛する国民的歌手・巣恋歌(すごいうた)の
デビュー秘話。3年前、ただのカラオケ好きＯＬだった彼女(本名山田歌子）は休日
だというのに間違って出勤。迷ったあげく気がつき帰宅。カリスマ歌手を捜していた
た坂田社長に見いだされ、いきなりデビューが決まってしまう。
構成。
１ アゴラ劇場 劇場内
下手奈落（本公演で四次元トイレ設定)から、3兄妹が頭をだし。ぎゅうぎゅう詰め
で、朝からハイテンション、やややけっぱち？。床に寝ているのは国民的歌手・
巣恋歌(すごい うた)の3年前。ＯＬ・山田歌子だった彼女は休日だというのに間違っ
て、渋谷の勤め先に出勤してしまう。
巣恋歌大ファンの姉が奈落からでて、巣恋歌のＣＤをかけ、お客に一緒に歌うことを
促し。歌詞カードの文字が見にくいので、さび「ハッピー」一本で通すことに。
突然、幾人かの客を指さし、リズムがなってない！教習ビデオで練習！と舞台へ
誘導。奈落前を隠す幕内に入っては消えていくお客達。
２ 奈落前
リズム兄妹から、「テレビ」をみてと奈落底の男女パフォーマンスを見下ろし。
エネルギーは大事、朝食も大事。雷おこし（初回はバカウケ）で朝食をつくりました
とハイテンション坂田社長と脱力アシスタントがＰＲ。そうしてつくった朝食を
用意していると誘導。急階段を降り、楽屋(お菓子だらけ）を通り、劇場ロビーへ
移動。
３ 劇場ロビー
一階ロビー・ギャラリー側に座卓と座布団、お弁当を食べてる先行お客。唐揚、
肉団子、ちくわ天、胡瓜漬物、こんにゃく・大根・椎茸の煮物をおかずに
小量ご飯。地味にフルセットの献立。自称・マイクの精がアナウンス。劇場外
路上で右往左往している、巣恋歌のことをナレーション。
日々に疲れ、遠くへ行きたいとと戯言ばかり。ある日カラオケ館のマイクを持ち帰っ
てしまう。混乱した巣恋歌は自宅への帰り道さえ忘れて迷子状態。なんて有様を
おかずにしながら朝食をどうぞ。
駅への道のりを訪ねる巣恋歌を概ね無視する通行人。時折教えてあげる人もあり
（大抵は東大前駅を教えてるようだけど、1人が渋谷駅方面を指さし。なるほど、
ねこもアゴラ劇場〜渋谷は大抵徒歩だからね）。通行人はアゴラのロビーで観客から
見られることに気づいてびっくり。なんて楽しい街頭芝居。電車がくれば手を振り、
助けを求めて乗客にもサプライズな巣恋歌。
9:30 もうロビーはいっぱい、立って食べる男子も数人。初日は味噌汁のリクエスト
あるも、食品衛生法で×とやんわり断られ。つるされたＴＶに劇場内中継。喰ったか
早くしろと社長、朝食くらいゆっくり食べさせてとアシスタント。
スターの素質をあるやつを見つけてこいと、アシスタントに檄を飛ばす社長。
やがて、巣恋歌がマイクの精とともに劇場にもどり（脚立で上がって、カメラに顔
アップ）。しがないＯＬの私、なぜか独りでに歌が溢れてくる、無いはずのヴァイ
オリンが家（劇場）にあり、しかも弾けるとびっくり。マイクの精が国民的歌手に
なる予言、巣恋歌を誘って外へ。
ロビーのシャッターが自動で開き、巣恋歌を知る前のリズム3兄妹がノリノリで登場。
ハチ公前デビューライブのフライヤーを手にいってみようと姉は持ちかけ、決まり。
で、観客ともハチ公前へ移動となり。9:47の電車に乗ってください（初回は間に合わ
ず9:54）と時間厳守のお願い。回数券とチラシパンフレットを配布。舞台はハチ公前
へと移動。
４ 路上〜京王線車内〜渋谷駅
リズム3兄妹がわいわい言うに従ったり、路上にとどまり芝居を続ける彼女たちを
おいたりしながら、9:47発渋谷行きに乗車。前側なのでゆるい満員、「リ」で終わる
リズム尻取りを続ける3兄妹にくすくす笑い。5分で渋谷駅到着。社長、マイクの精、
巣恋歌が早足で移動（初回は社長は蛍光緑のフリースなんで雑踏でも目立ち。連絡
通路下の横断歩道を走る彼ら。遅延なく追いかけて、一番乗りねこ。）
５ 渋谷駅 ハチ公前広場
10:00 渋谷駅東急前(地下鉄出口すぐ)でバイオリンケース置き（お弁当を出したら
赤字になりました、カンパお願いしますと置き紙）。バイオリンで弾き語り。傍らで
マイクの精が「巣恋歌」のプラカードをもって踊り。2日目はスミス（交番警官）が
くることを気にしながら２曲（初回はリズム兄妹からのアンコール込みで3曲）。
円弧を組むお客にまじってリズム3兄妹が熱心に声かけ。通りすがりのいく人かが
足をとめて聞き入り。自然に手拍子、2回目はリピータ中心に巣恋歌と同じ振りを
したりして、いい感じ。演出家とスタッフを呼び、ならんでカーテンコール、やんや
の拍手。残ってＣＤ即売、カンパ願い。結構の人達が居残り、歓談など。
一筋縄ではいかぬ観客参加＋移動型演劇。主人公・巣恋歌の心象＝ここではない
どこかへと願いを、即物的に体感させるアングラな仕掛け○。マニアックで特殊も、
街を演劇に取り込み闊歩する快さ、面白さを率直満喫ねこ。おお客誘導やら段取りが
多少粗っぽくなるのはやむなし。時間厳守によく協力したお客達、やりとげた劇団
双方に拍手ねこ。
巣恋歌 迷走中。 ハチ公前ライブへ出発。
踏切挟んで、リズム三兄妹。 同じフライヤーを開いてる怪しい一団。
電車に慌ただしく乗って…、渋谷駅到着。
東急前に集合。ヴァイオリンの弾き語りって珍しい。マイクの精もリズムによく乗り。
カーテンコール直後で変な姿勢。 カンパする人結構、千円札結構。
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