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 あうるすぽっと+神奈川芸術文化財団プロデュース「親指こぞう-ブケッティーノ」

 @東池袋 あうるすぽっと(2010/2/13-14 4ステージ)
 http://www.owlspot.jp/
 全席自由 おとな3000円 こども(中学生以下)1500円
 おやこセット券(おとなとこどものセット)4000円 豊島区民割引2700円
 としま未来友の会 2600円

 原作:シャルル・ペロー 演出:キアラ・グイディ
 オリジナル版企画製作:ソチエタス・ラファエロ・サンツィオ
 音響デザイン・美術デザイン:ロメオ・カステルッチ
 オリジナル版脚色:クラウディア・カステルッチ
 オリジナル版チーフ・ノイズメーカー:カルメン・カステルッチ 

 翻訳:とよしま洋 演出補:遠藤吉博
 日本版音響:相川晶、畠山慎一(サウンド・ウィーズ)
 舞台監督:有馬則純(ニケステージワークス)
 日本版チーフ・ノイズメーカー:田畑祭(ニケステージワークス)
 広報宣伝:小沼知子(あうるすぽっと) 制作:ヲザキ浩実(あうるすぽっと)、
 伊藤文一(神奈川芸術文化財団) 主催:(財)としま未来文化財団、豊島区
 製作:あうるすぽっと 企画制作:神奈川芸術文化財団
 出演:
 ともさと衣

 2010/2/14(日)晴 11:20-12:20PM(1'00)二段ベット上段から 客席満員(46人)
 客層:8割方親子連れ、未就学児童も結構。男女半々。
 客入れ:ロビーに大テーブル3つをつくって、塗り絵させたり子供配慮。開場9分押し
 真っ暗の客席で照らされた通路を通って、舞台前。緞帳の真ん中に耳の絵を掲げた
 開口あり。抜けて舞台上に設けられた寄宿舎なベットルーム。灯りは裸電球1で薄暗
 し。幅の狭いシングルベットが床に7×2列、周囲の壁に二段ベット16ぐるり。靴を
 脱いで毛布にくるまり寝たところで準備完了。 折り込みチラシ、パンフなし。
 終演後にアンケート願い。

 ベットで寝ながら聞く演劇、全国ツアー東京公演。
 会場。通常客席の通路を森の道?と見立てて舞台まで。緞帳真ん中のくぐって小屋の
 中へ入り。裸電球一つの薄明かり、床と周囲壁にみっちりベットが並び。語り部の
 ともさとさんは中央通路の奧側に座り。

 お話。貧乏のあまりきこりの子供達は森に置き棄てられてしまう。さらに人食い鬼に
 捕まって絶体絶命。機転の利く末っ子ブケッティーノがどう危機を乗り越えたのか
 という冒険譚。

 超読み聞かせ。小屋の外から風音、雄叫び、地響きが成り響き、ライブ感満点。人食
 い鬼が暴れる場面では小屋が揺れるほどでうっひーと悲鳴。今時の子供って泣かない
 のね、ビビって泣けもしないのかな程に迫力。ともさと衣が変幻自在。愛らしい子供
 からドスのきいた男(鬼は機械で変調した声)までダイナミックに聞かせ。芝居心も
 たっぷりと楽しませてくれて○。

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