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 劇団I.Q150「−あなたとわたしのための時間− act2「合鍵」」

 @駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2010/2/26-28 3ステージ)
 http://www.komaba-agora.com/
 全自由 一般 前売2700円 当日3000円 学生 前売1500円 当日1800円
 「兄妹」「合鍵」ダブルチケット4500円
  @盛岡 いわてアートサポートセンター 風のスタジオ 3/13-14 2ステージ
  @仙台 エル・パーク仙台 スタジオホール 3/27-28 2ステージ

 作・演出:丹野久美子 音楽:只野展也 舞台監督:高橋史生 舞台美術:高橋裕介
 照明:三浦優香、村井澄江 音響:竹村公一、斉藤ら真生 小道具:伊藤広重
 宣伝美術:山田苺 Web制作・管理:大場Q太郎
 宣伝写真:ZUKI(G2/s Photo Project) 題字:斉藤文春
 30周年記念特別ロゴデザイン:西澤由美子
 制作:星川律子ほか 企画制作:劇団I.Q150、(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
 後援:(財)仙台市市民文化事業団
 出演:
 寺島広  :鈴木純一(アパートの住人)
 セトトモコ:佐藤みちる(純一の元カノ)
 中村法子 :中村佳子(主婦 訳あってアパートの合鍵をもつ)
 狩野新之介(新人・現役高校生):鈴木健太(純一の弟)

 2010/2/28(日)曇 2:01-3:36PM(1'27)前方中央 客席満員(60人)
 客層:団体ありの女性7,8割。出演者の親類?。半数中年層。
 客入れ:整理券配布、招待、支援会員、一般の順。知り合い通しの女性客でロビーは
 賑やか。ベンチ4列。複数で場内誘導あり。通路に段差あり、注意してたけど箱馬
 とか置けばいいのに。折り込みチラシ厚め。パンフ A4 4ページ。挨拶、写真付き配役
 ミニインタビュー、早わかり30年史@仙台、予定。次回公演。6月「東仙台物語」@
 仙台・白鳥ホール。物販。台本 1000円ほか。カーテンコール2回8分。丹野久美子さん
 から挨拶あり。平田オリザ・アゴラ劇場との20年を超えるつきあい。劇場の稽古場で
 寝泊まり、食事担当。差し入れに感謝、おかげさまでツアー中なのに太ってしまった。
 2公演の美術搬送と設営が大変なことに後で気がついた。ダブルコールで役者を紹介。
 仙台に来てくれたら車で迎えに行くなど。

 忘れるくらい久々の東京公演。ベテラン劇団が元気なことがなにより喜ばしいねこ。
 舞台。リアルな2DKマンション、そのダイニングキッチン。正面玄関戸、下手に
 シンクとカウンター、2つのスツール。上手にTV、下にマンガ、プラモデル。小さ
 なテーブルは主のプラモ組立作業用。正面中央に蒲団のないコタツテーブル。下手に
 クローゼット戸。

 お話。主の男が帰ってみれば、見知らぬ女性。肉じゃがを勝手につくってるし、
 何者?。聞けば、前の住人を訪ねてきたという。大家、鍵変えてないのかよ。追い
 出しをかけたけど、落ち着かない。そんなところに別れたはずの恋人がやってくる。

 役者がみんな可愛い。情けない男、不器用な女を愛ある演技でして好感。少女マンガ
 なコメディ模様の前半、30代ならなおさらの虚しさと切なさ共感の後半。くっきりと
 わかりやすく、メリハリもってテンポよく、細やかでやさしいウェルメイドプレイ。
 東京に定期的にきてほしいと、とっても思うねこ。

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