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＠三軒茶屋 シアタートラム(2010/5/14-16 4ステージ)
http://setagaya-pt.jp/
全自由 一般5000円 TSSS2000円 ユース1000円
年代別割引 10代（9歳以下含む）1000円 、20代2000円、30代3000円、40代4000円
50代以上：5000円（カンパニー、JCDNダンスリザーブのみ取扱い）
友の会会員割引2000円 世田谷区民割引3000円
構成・演出・振付・美術：大橋可也 音楽：ストラヴィンスキー「春の祭典」
衣装：ROCCA WORKS 照明：遠藤清敏（ライトシップ） 音響：牛川紀政
舞台監督：原口佳子（officeモリブデン） 写真：GO 宣伝美術：佐藤寛之
音楽アドヴァイザー：舩橋陽 制作：山本ゆの 主催：大橋可也＆ダンサーズ
提携：財団法人せたがや文化財団、世田谷パブリックシアター 後援：世田谷区
助成：文化芸術振興費補助金、財団法人セゾン文化財団（2009年度）
ポストトーク 5/16s 佐々木敦（エキス・ポ／批評家）、
森山直人（演劇批評家／京都造形芸術大学准教授）、大橋可也
出演：
大橋可也、垣内友香里、皆木正純、前田尚子、多田汐里、山田歩、唐鎌将仁、
平川恵里彩、エフテル・プリュン、HIKO（from GAUZE）
安達彩、生田千花、井口恵子、井野真紀子、今井美保、
荻原聖子、奥真亜子、奥沢侑生、長田梢、加藤龍一郎、
喜多紗也佳、球磨ユキ、小松杏里、小宮あけ未、崎本実弥、
佐々木宏子、篠原健、清水さと、田川昌子、封馬香、
とまるながこ、長洲仁美、丹羽洋子、BAE SUHYUN、政岡由衣子、
宮島紘子、山田健太、山田恵、山本晴歌、横山八枝子、
和方大、輪湖瑞穂
2010/5/15(土)晴 3:05-4:18PM(1'13)最前方中央 客席ほぼ満員？(150？人)
客層：20-30才代中心に幅広く、女性過半数。
客入れ：整理券配布、開場時で40番台、20数人ほど入場。最前E列 あと8列。
折り込みチラシ それなり。パンフ A4横 3ページ。挨拶、プロフィール、
スタッフ、予定。物販関連雑誌など。カーテンコール演出込み1回。
大橋可也新作。
舞台。冒頭、天井からバトンを下げて閉塞感醸しも、水平はガランと広大。
構成。
・スーツ男(政治家？）2歩行。パソコン使い？は魔法使いな帽子をかぶり。
春の祭典が流れて、わらわらと群衆。手振り、高笑い、思考、ジャンプ、
倒れ臥すととりどりにユニゾン。
・２−４の椅子を向き合わないように列べ。スール男が触ると群衆は帰る。
・客電落ちる。ホワイトノイズＴＶと４組の家族が点在。壁に横たわる女達。
ラジカセからかすれた音で、春の祭典。崩れていくそれぞれ。女２、男１と
スーツ男の組み合わせ、変調。男は倒れ、男女はバネのようにはじきれる動き。
歩行、ロール、はじきれる、フリーズ。家族の中、娘が歪んでいく。
黄昏れる照明、レコードからスクラッチ音が連続。
・突然に活性。家族、オフィスの人はユニゾン。歪んで転がり、走るを繰り返す。
・群衆は２グループに分かれて、２列で行進。止まって歪む。スーツ男は驚いて
椅子を抱えて構える。
・戦争状態、相手をなぎ倒し転がす。一同倒れる。客電が入り、男女がうなだれて
向き合う。なぎ倒された者達が反撃にでる。女性はレイプされる。互い打ちあう。
2人のスーツ男はかしこまって傍観する。やがて、傍観していた彼らも巻き込まれ
、互いに打ち合うようになる。群衆は彼らを傍観する。
・群衆はユニゾンで動き、手を挙げて麻痺。歩行、混沌、転倒、またユニゾンを
舞台中で展開。スーツ男は終了宣言をする。
誰もが生け贄になりうる、互いになかったことにしてお澄ましする 嫌な祭り。
誰もが加害かつ被害者になりうる戦争の時代、春の祭典・暗黒面をシアトリカルに
表現。さまざまなモブと小グループ、ソロに不和、歪みが兆す前半、恐ろしい混沌の
後半。寄らば切るなありさま、間合いで見せてた以前からすると、多くを物語るよう
に構成演出が変化。丁寧な積み重ねは好感も、振り返ってみると前半ちと冗漫とも。
かそけく音響の春の祭典音楽、晒すような明かりの前半照明○。
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