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＠高円寺 座・高円寺1(2011/1/26-30 8ステージ)
http://za-koenji.jp/
全席指定4000円
作：青木豪 演出：いのうえひでのり[劇団☆新感線] 舞台美術：池田ともゆき
照明：関口裕二（Balance, inc.DESIGN） 音響：藤本純子 衣裳：小原敏博
演出助手：山﨑総司 舞台監督：芳谷研 作画と図案：ナミヘイ
製作：LIttle giants 制作協力：ヴィレッヂ 後援：杉並区
提携：座・高円寺、NPO法人劇場創造ネットワーク
出演：
村木仁 ：杉浦哲
池谷のぶえ ：杉浦朝子(哲の母）、夕子
市川しんぺー：矢作(保険会社の男)
2011/1/26(水)晴 7:06-8:32PM(1'24)上手中段 客席満員(280人)
客層：20-30歳代中心に幅広く、女性過半数。
客入れ：B列最前、ひな壇に9列の見やすい客席。折り込みチラシ少々。パンフ B5
3ページ。挨拶、配役、スタッフ、予定。物販なし。カーテンコール2回2分 挨拶つき。
実際舞台でもそうでしたが、余分三兄妹な体型共通な個性派3人の新ユニット。
作演出も強力。
舞台。シックなモノトーンのリビング。黒い床、3人掛け白いソファと黒いテーブル。
後方壁は磨りガラスが格子状。
お話。15年離れて暮らした母を亡くした、一人暮らしの男。そこに保険会社の男が
やってくる。母が万一のためにと、育成していた「もの」の処分についてだ。
翻弄されて楽しい、SFサスペンス。おにぎりのほっこらした外観、語感に騙されると
驚きの残酷でシニカルな設定。断食とは、食＝生命、生活、家庭、母親らから断ち
切った切られたな意味かと。そこらのダークなすったもんだに、登場人物達の一意
ではない感情、思惑が絡んで、どっちやねん？どうなるねん？と揺すぶられる面白さ
あり。青木作品らしからぬ、がちゃがちゃ ごつごつとした味わい、際どさもまた。
と、すかっとはしないところに演出は、カラフルで派手な音楽と照明を添え。テンポ
よい会話で、随所の笑いをとるところもしっかりして心配り。
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