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＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2011/11/2-6 6ステージ)
http://www.komaba-agora.com/
全自由(整理番号付) 前売2500円 当日3000円 高校生以下2000円
＠大阪 芸術創造館 9/9-12 5ステージ
作・演出：いいむろなおき 音響：林裕介 照明：追上真弓 舞台監督：伊達真悟
衣裳：田中秀彦（iroNic ediHt DESIGN ORCHESTRA）
宣伝美術・写真：堀川高志（kutowans studio）
宣伝美術ヘアメイク：歯朶原諭子（iroNic ediHt DESIGN ORCHESTRA）
制作：川手雅子（いいむろなおきマイムカンパニー）
主催・企画制作：いいむろなおきマイムカンパニー、
（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
出演：
いいむろなおき(訪ね歩く人)
青木はなえ(恋愛妄想癖あり)
田中啓介（ヘンな顔をしてみせる）
てらにしめぐみ（ゴースト）
古田敦子（追従する）
三浦求（ツッコム）
2011/11/02（水）晴 8:02-9:24PM（1'22）最前列より 客席ほぼ満員?（35人？）
客層：20-30歳代中心、海外の方少々、女性過半数。
客入れ：いつもの時間掲示なし、やや上演時間長めのパフォーマンスなのでアナウンス
した方がいいと思うねこ。開場時10数人。番号に寄らず、招待と支援会員、一般の
順で入場。通常の椅子4列。最前列から埋まる、判ってる客筋。折り込みチラシ結構
パンフ B5 3ページ。挨拶、出演者、スタッフ。手練の出演者ぞろいだけど、
東京公演ではプロフィールを載せた方がいいと思うねこ。物販未確認。
カーテンコール2回1分。力強い拍手沸き。
客演では知ってても単発は初見ねこ。
舞台。素舞台。
構成。
・いいむろソロ。微生物から猿、鳥までの進化を手や身体ぶりを駆使して。
・全員。蛍光手袋で魚群。
・いいむろ、鞄を持ちメモを片手に訪ね歩く。待ち合わせしてた妄想恋愛女性と
出会い、捲き込まれ。
・5人。ヘンな顔をする男に一同大受け。でも大人は同じねたを3度繰り返しては
笑えない。受けないので逆ギレする男だったが。
・憂い顔で椅子に座る女。いいむろをすり抜けて通る彼女は幽霊？。残像なような
こま送りマイムを演じるいいむろ。
・いいむろ、椅子に座ろうとして悪戯される。
・いいむろ、両手に花でステーキ・ディナー。2人を給仕するために、いいむろ
食べことができず。女性達が喧嘩を始めて、てんやわんや。
・待合室。いつも先を越される男。
・いいむろ、また机。影のように寄り添い追従する女。メモを取られたり、
追っかけたり。
・二組ずつ、動きとポーズをリレー、マイムを連綿とつなげ。トイレ我慢男の動きが
オネエダンスになったりとか。
・待つ男2人のところへ女性3人。本命は1人のはず。いつも同じ男がのけ者にされ。
・いいむろがしかし、待ち人現れず。追われて、逃げる追想。
・追従する女といいむろのユニゾン。紙飛行機に導かれる。と言う夢をみた。
・シーンを逆回し。退化していくいいむろ。
見事に楽しい、マイムロードムービー。お約束にうまくいかない珍道中を、困った
女性達、幽霊、夢のシーンで連ね。合間にモブのコントや不条理マイム劇を交えて
彩り添えて構成。いいむろ以外のパフォーマも負けず劣らず、個性と技術をもって
共演。流れるような、会話するような動きの小気味よさと美しさ、含み笑いから
大笑いまでユーモアも欠かさず。もっと前から見ていればよかったと後悔しきり。
冒頭の進化マイムは、上海太郎の名作・ダーウィンの悪夢を思い出したりで
嬉しいねこ。
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