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＠早稲田 大隈講堂裏劇研アトリエ(2012/5/10-21 15ステージ)
全自由 前売2000円 当日2200円 学割1500円 新入生割1000円
早期ビッグバン割(前売・当日とも) 一般1500円 学生1300円
作・演出：モラル 舞台美術：秋山光洋 照明：伊藤孝(ART CORE)
音響：志水れいこ 舞台監督：櫻井健太郎 衣装：小原敏博
小道具：萩原達郎 映像：守屋雄介 演出助手：浅野祐希
スチール：金丸圭 宣伝美術：藤尾姦太郎 制作：横井佑輔、鈴木アメリ、堀雄貴
主催：早稲田大学演劇研究会
出演：
2030年
堀雄貴 ：モーリー
2040年
ー色洋平 ：ライカ
満間昂平 ：コーネリアス
2060年
藤尾姦太郎：レグルス
鈴木アメリ：スピカ
萩原達郎 ：ピーコック
廣瀬瞬 ：力ペラ
モラル ：たまに出る人
西丸優子(声の出演):宇宙
2012/5/16(水)晴 7:38-9:26PM(1'47)後方中央 客席満員(90人)
客層：高校生〜学生、20才代中心。男性7，8割。
客入れ：受付順に列に加わり、開演定時23分前開場、40人位？。荷物預かり積極的。
急坂ひな壇にベンチ7列。1，2列目は劇中かまってもらえ。折り込みチラシそれなり。
パンフ A5 3ページ。挨拶、配役、スタッフ、予定。次回公演。10/3-14「さわやか
ファシズム〜犬と串、だーい好き！ー(仮）」＠王子小劇場 物販。ポスター500円
台本、ポストカード、過去公演DVD。 カーテンコール2回1分。
早大演劇研究会出自劇団、今回がアトリエ卒業公演とか。
舞台。センターにスクリーン。枠ほかに透明色アクリル板をモザイクと配し。劇中
大判のものでフィルタ効果。
お話。2030年、人類は宇宙進出の道を自ら閉ざしてしまう。知らなければよかった
ご無体な現実。しかし、それは誠の宇宙の姿ではなかった。そう、宇宙はツンデレ
だったのだ。冬の2030年を経て、雪解けの2040年から熱狂夏の甲子園な2060年へと
至るなんだかんだを、「宇宙兄弟」とか「ルーキーズ」とかモチーフぽく遊ぶ。
ケラケラ笑って楽しんで、あっという間の2時間弱。破天荒な物語をハイスピードに
展開。その物語もなんだっけと言うほどに、あの手この手のナンセンスギャグを
過多過剰にまぶし。漫画やドラマパロを含むキャラ芝居も、休む休みやりなさいと
言いたいほどに横溢。客弄り、客参加も頻繁にあって、油断あらず楽しいところ。
溢れる遊びと風刺のてんこ盛りはなにがなんだかだけど面白いねこ。クロムモリブデン
とか同様、溢れる表現欲が凄くて、次作が楽しみなタイプ劇団。
滅茶とはいえ、かっちりした信念、現状打破・閉塞した時代に風穴をあけてやるうな
を感じさせるのが小気味よし。20才代役者のはじける演技もまた。切れのいい動き、
オールマーティで即応力のある演技はさすが早大劇研出自。20歳の新人・ー色洋平君
がちょっとしたアイドル然と甘く爽やか、臆することのない演技で○。
アフターイベント 9:33-9:40PM(7) ほとんど居残り
萩原達郎の「スケッチブックシアター 〜オペラ座の萩原〜」
オペラ座の怪人に感激した萩原君のまんま一人でやりきろう企画。女優クリスティーヌ、
その恋人の子爵ら、相手役の姿を漫画イラスト、台詞を吹き出しに書いたスケッチ
ブックをめくりながら、無言劇で上演。2冊を使って大奮闘、ご苦労様なり。
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