＠池袋 atelier SENTIO(2012/6/7-10 4ステージ)
http://www.atelier-sentio.org/
全自由 前売2000円 当日2500円
＠那須シローズ・アングル 6/2 1ステージ
＠新潟 10/20-21
原作：唐十郎「ジョン・シルバー」 構成・演出：鈴木史朗
主催：atelier SENTIO、オフィス瓢
出演：
鈴木シロー：小春
横睦
伊吹卓光[第七劇場]
安達修子
熊川ふみ[範宙遊泳]
石原愛子
三嶋義信
八木光太郎
POTCH(G.Vo)
2012/6/7(木)晴 7:06-8:28PM(1'22)前方中央 客席満員(30人)
客層：大人中心、男女半々。
客入れ：ひな壇ベンチ3と椅子1列。開演前終演後にカフェ開店。自家製のレシピが
売り。折り込みチラシ少々。パンフ A5 3ページ。挨拶、日記、予定。次回公演
7月「煙草の害について」(カトリ企画) 10月本作新潟公演。カーテンコール演出込み
で7分位。
舞台。台車箱にのった片目の海賊人形。松葉杖、床屋椅子。下手奥にギターと歌の
POTCH氏常駐。
お話。マダム小春は失踪した夫ョン・シルバーを追い探し求めている。そこに
訳ありの2人連れ・3組と狂言回しのような海賊装束のやつの夢物語が絡んでくる。
失われた者、行方知れずの自分を巡る、果てしのない問いかけを、言葉と音楽、
身体表現で連綿と綴る。原作の姿は時折浮かぶが、スープと混在する解体再構成劇。
冒頭は、ジョンシルバーのテーマ曲、ブルースかエレジーかでぐっとくる。その後の
軽やかな総員演奏もいい。箱庭会話劇とすまし顔の役者はおらず、表情、仕草ら身体
を駆使して絡み合う、ジャムセッションの楽しさあり。全員が怪優怪演。おかしさと
哀しさ、荒くれと詩情、時に淫靡さを醸して、ドキドキわくわくとみるねこ。
常に愛嬌を忘れないのも○。後半から、鈴木シロー・小春登場。妖艶も、気っぷの
いいマダムぶりで印象。熊川ふみさんのキラキラした瞳、いつになく歪んだ表情も
また。八木光太郎さんがデブ力と声量で圧倒、夢に見ちゃうよ。
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