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＠森下 森下スタジオ Ｃスタジオ（2013/2/28-3/3 4ステージ）
http://www.saison.or.jp/studio/
全自由（整理番号付）前売3800円 当日4000円 学生 前売2800円 3000円
演出・テクスト構成：藤田康城 テクスト協力：倉石信乃
舞台監督:鈴木康郎 照明デザイン:岩品武顕 音響デザイン:田中裕一
衣装デザイン:安東陽子 小道具製作 渡部直也 グラフィックデザイン:須山悠里
助成:芸術文化振興基金 公益財団法入ゼゾン文化財団 主催:ARICA
出演：
山崎広太、安藤朋子
2013/3/1(金)雨 7:34-8:49PM(1'09)最前方 客席満員（100人）
客層：大人中心、ついで学生か付近年齢層。女性過半数。
客入れ：チケットの整理番号順、カンパニ、プレイガイドが交互。折り込みチラシ
それなり。パンフ B5 3ページ。演出ノート挨拶。次回公演。10月愛知トリエンナーレ
参加。カーテンコール1分2回
サミュエル・ベケット「ねえジョウ」という作品がベースとか。
舞台。ま白の部屋と調度。床と壁2面、奥にベッド、カーテン付き小窓、下手に
冷蔵庫。出入り口は上手端にドア。
お話。カーテンも滅多に開けない、引きこもり男。終始無言の彼に絶えず女性の声が
降り注ぐ。それは彼の惨めな半生とその問いかけ。
演出構成。男はベッドに座るか、ドア側に歩行。ドアの半開き、冷蔵庫の背後から
巨人女・幽霊（安藤）が現れ、しだいに絡みつく。ドアをわずかに空け、冷蔵庫に
首をつっこみ。明かりは明滅、明暗を変え、部屋壁は前方に移動し、場が狭まる。
無為の体だった幽霊はベットに座り、突然叫び、ベッドとも部屋を押し戻す。
そうであっても、男はぼっさりと立ち続けるが、一時激しくダンスめきもする。
病的な動かない設定も、山崎広太の念波を放つよな佇まいから目が離せず。
声がする、幽霊が絡む、空間が変わる、音楽が高鳴ると、異化作用を促す仕掛け
あれこれ。ただただ、ぼっさり立ち、虚脱して歩行する体も、それらとつかず
離れず、自発し仕草と表情は変化を続ける。できる奴、ただ者でなしと改めて。
終盤近くで狂ったようにハンパないキレたダンス。久々にみられて、嬉しいねこ。
アフタートーク 8:49-9:30PM(41)6割居残り
武藤大祐（ダンス批評）、藤田康城、山崎広太
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