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 浮世企画「磁界」

 @新宿三丁目 新宿眼科画廊地下(2013/5/17-22 9ステージ)
 http://www.gankagarou.com/sche.html
 全自由 前売2500円 プレビュー/平日マチネ2200円 当日2800円

 脚本・演出:今城文恵 舞台監督:鳥養友美 照明:内山唯美(劇団銀石)
 音響:角田里枝 宣伝美術:伊藤良介 イラスト:石田翠
 制作:mono.TONE 企画・製作:浮世企画 http://ukiyokikaku.jimdo.com/
 出演:
 :岡田拓郎
 ヨウラマキ[KAKUTA]:入江路子
 山脇唯 :矢崎晴
 鈴木アメリ[犬と串]:梶本佑香
 浅井伸治[劇団チョコレートケーキ]:小山寛太
 田中嘉治郎[リボルブ方式]:宇津木隆一
 岩田裕耳[電動夏子安置システム]:大貫雅彦
 榊菜津美:蝦名理英
 秋本雄基[アナログスイッチ]:古谷陸
 小笠原東院健吉[劇団風来ズ]:金井努
 村上航[猫のホテル/表現さわやか]:三枝周平

 2013/05/20(月)小雨 7:35-8:50PM(1'15)奥側前方 客席満員(45人)
 客層:20-30才代中心、女性過半数。
 客入れ:整理券配布、開場時20人ほど。鰻の寝床会場、壁沿いに丸椅子客席2列。
 奥側が見やすいと誘導。折り込みチラシ少々。パンフ A5 3ページ。挨拶、配役。
 次回公演。11月新作。物販。脚本A5 700円 公演DVD、機関誌。カーテンコール1回。

 初見のプロデュースユニット。とりどりの役者のお楽しみ付きにて。
 舞台。ウナギの寝床空間、簡素な折りたたみテーブルを組み替え、コンビニレジ、
 休憩所テーブル、会議机などとし。コンビニ場面では、天井のワイヤーに食料品を
 吊るし置いて、模し。

 お話。岡田という男が失そう、もと彼女が行方をさがしている。だめ男だった
 らしく、コンビニ、レストランいずれもバイト先での評判は悪い。借りたものを
 返すだけと女はいうが、悪評を余所に気にかけている人はいるようだ。

 不在の中心を巡るというより、不満と不安をかこつ今時群像劇。あれこれ案配の悪い
 バイト境遇、人間関係を生々しく活写。作家の分身?がやや語りすぎの感はあれど、
 飽きさせることなし。共通するのは甘えたがりのだめ男と意外と肝っ玉な女子。
 だめでもいい人でいてほしいな男への願望?、母親視点?を感じさせるけど、
 べとつかず描いて○。取り分けて、生真面目で不器用、実は特殊な能力をもちながら
 慎むコンビニ店員役・村上さんへの愛着ひとしお。彼が改めて好きになったりする
 ねこ。
 

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