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＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2014/2/19-26 10ステージ)
http://s.komaba-agora.com/
全自由 前売3000円（特典付き） 当日精算3300円 当日券3500円 早期割2800円
脚本・演出：マキタカズオミ 舞台監督：西山みのり 舞台美術：福田暢秀
照明：若林恒美 音響：星野大輔（サウンドウィーズ）イラスト：駕籠真太郎
劇団スタッフ：山口オン 制作：会沢ナオト
出演：
山田佳奈(口字ック)：河合あすみ(姉)
川村紗也：河合早代(妹 帰ってくる)
永山智啓：布施野光輝(姉の婚約者)
後藤ユウミ：中尾弓枝(居候)
江原大介 ：エイゴ(早代の友 ゲイ）
亀山浩史[うさぎストライプ]：ユウマ(エイゴの恋人)
菊地奈緒 ：上田喜久子(姉妹の叔母 失業中)
芝博文 ：今井亮(布施野の会社同僚)
石井舞 ：堀本絵里(今の恋人 作家志望)
寺井義貴[ブルドッキングヘッドロック]：竹内雅司(姉妹の幼なじみ)
2014/2/24(月)晴 7:36ｰ9:31PM(1'55)中段中央 客席超満員（55?人）
客層：20ｰ30才代中心、男性過半数かな。
客入れ：開場時10数人。椅子6列。折り込みチラシそれなり。パンフ B5 3ページ。
物販未確認。カーテンコールなし。
初見ねこ。
舞台。リアルな昭和和室。中央四角の座卓。壁際に小ダンス、上や中に民芸人形。
正面ガラス引き戸から小庭、隣家との壁がみえ。
お話。思いかなわない、過去から逃げてきた人々がなぜか溜まってしまう、河合家。
高校時代、妹をレイプした男と婚約した姉。周囲は見て見ぬ振り。そこに帰るはずの
ない件の妹が突然帰ってくる。姉の現状を知り、怒髪天。犬に噛まれたと思ってとか
人は言うけど、忘れられる人なんていないよね。
ここまで晒すか貶めるかな、地域残酷劇。いじめ、レイプ、疎外された過去をいまも
ひきづる大人たち。ぶたれても好き、すがりたいな卑屈さと我慢ならない憎悪の
鬱積が底。嫌らしく恐ろしい、またやるせなくなるねこ。序奏する前半、長くばつの
悪い間が結構あり。事情を明かされないものだから、得体しられず、堪らないねこ。
役者。姉役・山田佳奈。言わんでもいいこと火砕流な忍々の果てのラストが最低で
最高。
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