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 オーストラ・マコンドー「カズオ」

 @渋谷 ギャラリーLE DECO(2014/8/7-17 7ステージ)
 http://ledeco.net/
 全自由 前売3000円 当日3500円 ABセット鑑賞券 前売のみ扱い5000円
 学生割 前売2000円 当日2500円 リピーター割 500円割引

 作:永井愛[二兎社] 演出:倉本朋幸
 スタイリスト:山口友理 振付:下司尚実 音楽:モグモス
 宣伝美術:two minute warning 制作:山口朋恵
 プロデューサー:青山功 企画・製作:オーストラ・マコンドー
 協力:二兎社、MY Promotion zacco
 出演:
 梅舟惟永[ろりえ]:
  八重垣尚道 (八重垣家の一人息子、小学六年生)
  八重垣忠道 (福富銀行××駅前店支店長)
  八重垣冨美代(忠道の妻)

  咲村はるな (福富銀行××駅前店行員)
  塚ノ原クマコ(塚ノ原宗盛の祖母、宗盛の母)
  塚ノ原宗盛 (福富銀行星美ヶ丘店支店長)
  男

 趣里[オーストラ・マコンドー]:
  塚ノ原宗近 (塚ノ原家の一人息子、宗道のクラスメート)
  塚ノ原宗盛 (福富銀行星美ヶ丘店支店長)
  塚ノ原波磨子(宗盛の妻)

  天々姫先生 (天仰会副管長)
  八重垣忠道 (福富銀行××駅前店支店長)
  女性キャスター

 2014/08/15(金)晴 1:03-2:56PM(1'52)前方中央 客席満員(50?人)
 客層:20-30才代中心、男性7,8割。
 客入れ:整理券配布。ビル外で待機、開場時15人ほど。うなぎの寝床客席、
 平床にパイプ椅子2,3列+壁際イントレ棚。中央が見易し。プロデューサー氏が
 懇切丁寧に空席誘導。折り込みチラシそれなり。パンフ B5 2ページ。相関図付き。
 物販なし。カーテンコール2回1分。

 80-90年代に二兎社(当時大石静、永井愛)で再演を重ねて作品。
 舞台。イントレの上下を活用、収納上手に部屋装置組み込み。上手壁公衆電話、
 上ダイニングテーブル、下座卓。下手上駅前ジオラマとソファ、下手前ベンチ、
 下手壁 テーブルにウィスキ、背もたれ付き椅子。各間にモニタを置き、映像出演
 させ。
 お話。2つの銀行員一家が、「カズオ」という正体不明の若者が入り込むを
 きっかけに崩壊していく。家族断絶、浮気と昼メロから一旦は墜ちて、飛躍。

 くるくるくりんと一人多役、さらに二人一役と凝った趣向の二人芝居。かつらと
 衣装を軽く替え、デフォル演技でちゃきちゃき演じ分け。映像補完が今時。
 クールもパワフルな趣里さん、平凡そうで過激な梅舟さんの俳優修業を楽しくみる
 ねこ。久々に観たけど、有為転変の面白さ、愛と厳しさある視点で、転落劇も
 エンタメにしたウェルメイドの傑作と改めて。
 

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