[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。)

 オルテ企画 伊藤四朗生誕?!77周年記念「吉良ですが、なにか?」

 @下北沢 本多劇場(2014/11/21-14 27ステージ)
 http://www.honda-geki.com/honda.html
 全指定7500円

 作:三谷幸喜 演出:ラサール石井 美術:金井勇一郎 美術助手:古口幹夫
 照明:塚本悟、片山通子、安永瞬 音響:今村太志、小坂登起
 音楽:大崎聖二(楽踊舎) 衣裳:牧野iwao純子(ダダグラム)
 ヘアメイク:武井優子 かつら:奥山光映(太陽かつら) 演出助手:藤原理恵
 舞台監督:津田光正(バックステージ) 演出部:川原清徳、山中由佳
 南京玉すだれ指導:横浜ユニバーサル大道芸プロ企画
 宣伝美術:雨堤千砂子(wagon) 特別協賛:ヤクルト本社
 協賛:白子 主催:オルテ企画/アタリ・パフォーマンス 後援:文化放送
 出演:
 伊東四朗 :吉良上野介(江戸幕府 高家肝煎筆頭)
 大竹浩一 :長男(養子 ミュージシャン)
 馬渕英俚可:長女(事業家)
 瀬戸カトリーヌ:次女(主婦)
 福田沙紀 :三女(主婦)

 伊東孝明 :次女の婿
 駿河太郎 :三女の婿

 戸田恵子 :シマ(上野介の愛人)
 阿南健治 :小林平八郎(上野介の秘書)
 ラサール石井:医師

 2014/12/10(水)晴 6:33-8:12PM(1'32)中段下手 客席満席(350人)
 客層:中年層中心、子供連れ〜シニア層まで幅広く。喧しい男性1人あり。
 客入れ:入口に門型飾り、ロビーは贔屓の名入り札が鈴なり。エコバッグ配布。
 折り込みチラシそれなり。パンフなし。物販。パンフ B5 1000円。配役がほしいねこ。
 Tシャツ2700円、ガーゼタオル700円、ポチ袋300円。カーテンコール1回7分。
 当初設定から変更になったこと。前日アンケートの紹介。終演後は、タフマンを
 取り放題でロビー置きプレ。

 討ち入り当日の吉良亭・炭置き小屋を舞台に出入りする家族達のどたばたを描く
 コメディが井上ひさし設定バッティングで変更。ラサールさんは大石役だったのに…
 と残念顔。

 舞台。病院ロビー、戸外にお屋敷の門構え。
 お話。父親が切りつけられたの報に、病院へ駆けつける家族達。命に別状なく安堵
 するところに、付き添いの女性が愛人と判り一騒動。その知恵者ぶりに認識新た。
 犯人は浅野内匠頭、松の廊下の刃傷沙汰と切腹必死、吉良は無罪だが、世評と復讐の
 恐れありと、てんやわんや。

 吉良関係だけ江戸、設定は現代と、紫式部ダイアリーと同様の趣向。事情を抱えた
 家族の物語、くだけた本音が行きかうコメディとし。繰り返しやずれの面白さ、
 面倒なキャラ設定を活かして、そつなく綴り。物語がなかなか転がらないので中盤
 ちょっとゆるキャラになるねこ。どこか疎外された強権者・父親・吉良上野介の
 姿を添えて、ちょっぴりスパイシーな余韻を残し。

[月間一覧