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＠東中野 ポレポレ座(2016/1/15 1ステージ)
http://za.polepoletimes.jp/
全自由 予約3000円 当日3500円（ワンドリンク付）
＠大船 山の上ギャラリー 12/12
演出 ：広田淳一[劇団アマヤドリ]
出演： 内田慈、齋藤徹（コントラバス）、小林裕児（ペインティング）
2016/01/15(金)晴 (6:30)-9:13PM(40/60)正面中央 客席超満員(80人）
客層：大人中心に幅広く、20-30才代女性〜中高年層。女性過半数。
客入れ:開場時20人ほど。鰻の寝床会場にベンチ1、雛壇に椅子3列。空席誘導随時
後席追加。折り込みチラシ数枚。パンフなし。物販なし。カーテンコール2回2分。
画家の小林裕児から宮沢賢治作品の立体化オファーで実現した企画とか。
会場。フローリングのギャラリー。正面下手側壁と衝立、上手側柱にライブ・ペイン
ティング。木製椅子1、いろいろ見立て。コントラバスは上手〜演者につれて移動。
お話。キレイなブナの木を巡る、カッコいいけどつい嘘をいってしまう狐と、粗野で
暴れん坊だけど正直な土神の恋と嫉妬の物語。
構成。開場時間からライブペインティング開始。物語主人公達を上手ブナの木、
正面その精霊な女性像と逆さまのスーツを着た狐。下手衝立に厳ついい土神の顔。
開演定時から内田さん、左の腕に木の葉と小鳥をペインティングして開演。
ふわっと広がり、後ガツンとくる、ストリングスタイルの一人芝居。原作未見ねこ
思いの他に筆圧の強い、骨太な残酷童話にほよよ。強力なテキストにがぶりよつで
取り組み内田慈さん。ブナはソプラノで歌うように、狐はハンサム声、土神はバス声
で語り。立ち歩き、時に踊り。一人オペラかという、ダイナミックレンジの広い演技
世界に広がっていく身体とも、120％の魅力を発揮する内田慈さんに大してたまげる
ねこ。音楽、種々音効果を添えるのでなく、内田さんとガチンコでセッションする
コントラバス・斎藤さん。出過ぎないけどフリージャズな趣に痺れるねこ。
この二人を包み込む、登場人物の心理〜風とも森ともなる小林裕児のペインティング
優しい美しさと醜い現実の混交で魅せてくれ。場を変えて再演しないかしらん。
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