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＠両国 シアターＸ(2016/1/5-16 3ステージ)
http://www.theaterx.jp/
全自由3500円
＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場 1/11 1ステージ
プロデュース：佐々木透 原作：ウィリアム・シェイクスピア
上演台本：wits（松岡和子訳による） 演出：西悟志
舞台監督：喜久田吉蔵 音響：佐々木透 照明：石川賢、鈴木絵里子
衣装：兼次礼菜 宣伝美術：菊川朝子[Hula-Hooper]
制作：リクウズルール(李朝倫子、道田文乃）、西幸永、砂田麻理子
企画：wits http://wits-macbeth.tumblr.com/
出演：
チョウソンハ
池田有希子
池田 友[Hula-Hooper]
2016/01/16(土)晴 2:01-3:44PM(1'39)前方下手 客席ほぼ満員(160人）
客層：20-30才代中心に女性9割超。熱心なファンぞろい。
客入れ:整理券配布、開場20分前で80番台。列が出来たので早めに開場。40，50人
ほど。通常客席。最前列のお客さんには効果協力用花びら配布。空席誘導随時あり。
折り込みチラシなし。パンフ A4 3ページ。物販なし。カーテンコール2回2分。
名残の拍手続くも3回目はなし。
気鋭の演出家と人気俳優の組み合わせでの二人芝居マクベス。
舞台。素舞台の中央スタンドマイク。上手側に小さいギターアンプ。後方パイプ椅子
にアコースティックギター。下手よりに閉じたトイピアノ。
構成。客席からタキシードと背中が開いた黒のロングドレスの二人が登壇。witsとは
なにか。四大悲劇やダークコメディ3作品がわかる人いってみてなど、客席とコール
アンドレスポンスに漫才トーク。マクベス作品のＴＩＰＳをいれたり、面白くて
ためになる時間。池田さんが好きというマクダフ、その妻子が殺される場面から、
冒頭に戻って現在にいたる構成でやりますと前置きして本芝居。一人多役、けど
ダンカン王は女性語りしたりの妙。幕間毎に解説語り。チョウソンハの弾き語り交え
折々の心理描写添え。門番登場で劇場構造活かし、池田さんが脱力コメディアンヌ
ぶりを発揮。
シェイクスピアに見せたい、自由で知的なアプローチ、達者な俳優ならではの
魅力的なパフォーマンス。お見事、座蒲団3枚あげたいねこ。軽やかなトークと
ぶっちゃけた現代口語の演技。漫談とほどいて、ぐっとわかる言葉で物語と心理描写
名台詞を伝える妙技が冴え。アレンジしても原作から外れていない、逆に近寄って
いるのがすごい。俳優2人の魅力、力量も良く活かしてて、ファンにはさらに嬉しい
ところ。
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