[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠京都 アトリエ劇研（2016/11/3-8 12ステージ）
全自由 前売 一般2500円 U-26 2000円 当日一般3000円 U-26 2500円
早割 一般2000円 U-26 1500円
構成・演出：あごうさとし ドラマトゥルク 仲正昌樹（法哲学者・金沢大学教授）
カメラ機構・スチール撮影：井上嘉和 照明デザイン：筆谷亮也
音楽：public on the mountain 舞台監督：浜村修司
美術制作・宣伝美術：吾郷泰英 制作：長澤慶太 主催:あごうさとし
共催:アトリエ劇研 助成:芸術文化振興基金助成事業
KYOTO EXPERIMENT 2016 AUTUMNフリンジ「オープンエントリー作品」
振付・出演：
辻本佳、川瀬亜衣、西村貴治、中島由美子、白鳥達也、山田春江、住吉山実里、
井上仁、柴田拳伍
2016/11/6(日)晴 11:07-12:08PM（23/37）あちこち 客席満員？（31人）
客層：20-30才代中心、中高年まで。男女半々。
客入れ：開演定時4分前入場。前半後半で客席移動があることを説明。
パンフ A5 3ページ。物販なし。カーテンコール1回。
構成。劇場全体をピンホールカメラにする企て。そこで2つの視点。前半は
「カメラ・オプキョラスの中で結ばれる光の像のパフォーマンス」、後半は生の鑑賞。
前半。前面スクリーンに浮かぶ、人型のライブ映像。上下倒立像。近き離れ、
重なり、アップされる部分。全体が歪んでいる、奇妙な非現実感あり。
後半。「カメラ」の中に移動。男女とも下腹部のみ蔽うだけの半裸。男女1人ずつを
ピックアップ、自身の得意な身体性を他のパフォーマに移植するレクチャー。
それぞれのコメントを聞きながらのパフォーマンス。タンゴ♪。一体で固まる全員、
刺す一条の明かり。
身体の歪みという個性をビビッドに浮かばせ、冷静に描く。劇場全体をカメラ装置と
する、アトリエ劇研を知り尽くしたあごうさんならではの趣向。興味津々と観察する
ねこ。
アフタートーク 12:11-12:35PM(24)ほぼ全員居残り 車座にて
辻本佳、あごうさとし
あごう スクリーン側で昨日までみてきたが、身体に異常が。で中でみた。
辻 感覚は普通の舞台とおなじ。反射が拡大されるので微妙。でも外光がないのは
普通の劇場と一緒。違うのは視点が動いている感じ。
あごう 前半は画角が270度あって慣れていない。
辻 言葉を発してストッパーに。言葉がないと異様な空間になってしまう。劇場の
深部へ入る手段。ゲートのファウスト、ひかる人造人間フォムンクルンスのよう
入ってはいけないという恐れもないといけない。
あごう 台本はなし、構成だけ決めた。体でコミュニケーションをとる。
辻 他者の体を移植することでピュアに他者を知ることができる、身体は嘘がない。
不快なものが多い、嫌なところを引き受ける感。それをどうするか、
相手にフィードバックして更新される。開いてから戻したりもして終わらない。
あごう ラストシーンは体の旅のラスト。男女からの神話、光は産道と考えている。
[月間一覧］