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＠千歳船橋 APOCシアター(2016/11/18-30 10ステージ)
http://apoc-theater.net/
全自由（整理番号付き） 前売・当日3500円
作：大竹野正典[くじら企画] 演出：伊東由美子[劇団離風霊船]
照明：上川真由美 音響：樋口亜弓 劇中歌：大野慎矢 宣伝美術：小早川真澄
出演:
辻井彰太:少年
三田村周三：ナリタ
友寄有司：スナメリ
宮山知衣：スナメリの妻
内藤聖羽：ゴンドウ
田村往子：ゴンドウの妻
橋本直樹：ナガス
今泉恵美子：ナガスの妻
伊東由美子：ダイフクキナコ
池田朋子 ：一人暮らしのOL
中山朋文（宮島健、中野匡人）：クサミ
2016/11/23(水)晴 5:04-6:44PM(1'40)前方下手 客席7割（20?人）
客層：大人より、男性過半数。
客入れ：L字客席 正面パイプ椅子3列、サイド2列。クッション追加。
折り込みチラシ少々。パンフ B5 3ページ。物販。戯曲集。カーテンコール1回。
1992年初演、「犬の事ム所」中期のコメディを、伊東由美子が演出。
舞台。下手に冷蔵庫、箪笥らリアル粗大ゴミ。
お話。粗大ゴミ置き場でリボルバー式拳銃を手に入れたサラリーマン3人を中心と
した欲望と喪失感。日常の中の非日常が巻き起こす騒動を描く。珍しく家庭外
（屋外）の話も、枯れた水道らメタファーも良く重ね、飢えた行方知れずの男達を
浮かばせていく。
終始闊達に劇化して、舞台を沈ませず。幕間のピカレスク西部劇な音楽やら効果も
よく。笑えないところも笑いにする、バカな男達への愛ある視点が好ましく思う
ねこ。伊東由美子が堂々、達者な芝居は流石。昔かたぎのヤクザ役・三田村周三、
健在ぶりが嬉しいねこ。
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