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 オフィスコットーネプロデュース「取引 THE DEAL」

 @下北沢 シアター711(2017/11/10-20 15ステージ)
 http://www.honda-geki.com/711.html
 全指定 一般 前売・当日共4500円 シードチケット(25歳以下)前売・当日共3000円
 お得なチケット 前売・当日共4000円

 作:マシュー・ウイッテン 翻訳:名和由理 演出:松本祐子(文学座)
 プロデューサー:綿貫凜 舞台美術:袴田長武+鴉屋 照明:賀澤礼子
 音響:原島正治(囃組) 舞台監督:青木規雄(ハコウマケンキュウジョ)
 衣裳:竹内陽子 演出助手:十朱加奈子 宣伝美術:詩森ろば
 制作デスク:津吹由美子 主催:(有)オフィス コットーネ
 出演:
 田中壮太郎:ピーター(捜査員)
 小須田康人:アレックス(捜査員)
 福井貴一:ジミー(地元政治家)
 金井良信:トミー(地元政治家)

 2017/11/13(日)雨 7:08-8:51PM(1'42)前方 客席ほぼ満員(60?人)
 客層:中年男性と20-30才代女性中心。
 客入れ:低めに椅子1列、通常椅子6列。折り込みチラシそれなり。
 パンフ B5オールカラー 3ページ。物販なし。カーテンコール2回1分。

 1987年作品。新人戯曲賞を受け、アメリカの劇評家組合でベスト3に選ばれたとか。
 舞台。床、調度とも墨色の一面。テーブル、机と椅子、壁際に収納箪笥、電話。
 中央対角線の手前が表、向こうが裏(諜報部屋)設定。
 お話。地方都市、負けが込んでいるFBI捜査官と政治家の「取引」(囮捜査)

 苦い味わいもうーむな、どんでん返しサスペンス。揺れる心理と人間関係を濃厚に
 けどシンプルに描く。過去をテープ趣向で巻き戻して演じて、現在を副音声に
 重ねたりとか演劇ならではの面白さ。役者それぞれにくっきりと違う味わい。
 ちと越えている宇宙人な小須田さんに異質の妙。

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