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＠横浜 STスポット(2017/11/17-19 3ステージ)
全自由 前売3500円 当日3800円
振付・演出・出演：山田うん、楠田健造
照明：加藤泉 音響：江澤千香子 舞台監督：原口佳子（モリブデン）
制作協力：一般社団法人Co.山田うん 協力：fieldworks 文化庁
宣伝美術：内田圭 制作：ＳＴスポット F/T17連携プログラグラム
助成：公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団 特別協力 急な坂スタジオ
主催：認定ＮＰＯ法人ＳＴスポット横浜
2017/11/18(土) 3:05-4:11PM(1'06)長手壁側 客席満員(45人）
客層:20-30才代と中年層。女性過半数。
客入れ:入場時20人。壁際三方2段（と1段）と二つの「島」1段。平台と箱馬を駆使
した美術兼客席。折り込みチラシそれなり。パンフ A4 5ページ。物販。記念手ぬぐい
1000円。カーテンコール1回。
山田うん。初めての振付作品は当ホールで上演 それ以来という楠田健造との
デュオ。90年代にはスタッフを務めていたとか。
舞台。島客席、二つ。上陸して客とのコンタクトあり。
構成。・前後連れだって。錆色が複雑なワンピの山田と、シンプルな黒とニット帽子
の楠田。壁にはりつき、くねくねし。SE森の水音。
・島客席の足下に潜る楠田、機関車の心で這い進み。箱馬の足場を抜き去り。
・二人、足場に上がってユニゾン、下りてさぐり合う。
・スパニッシュギター曲。デュオ、相手につれて動く。客のバッグ、取っ手を口に
くわえて向き合う。はなさない男を山田戒め。ラテン。連れて動く。浮いている、
揺れている。
・山田 島舞台の縁から片足を出して浮く。手を引き支えていた楠田（を支えた
お客）とも床に崩れる。
・床ダンス。片足を掴んで、足を絡ませて、腰を抱いて。
・ピアノ曲。抱き合う、山田はリフトされ、やがてほどける。組み合いながら、
押し退ける山田と楠田の攻？防！。壁に押しつけながら歌う、二人で歌う。
・暗転、薄暗がりで山田の床ダンス。リノリウムのシートごと楠田を壁に押しつける。
暗転。
・脚立を持ち出し。上りながら引っ張り、しかし捕らえられまいとする山田。
詠唱？。見つめあい。脚立に絡まり、デュオ。
・脚立横倒し、挟まる楠田、上る山田。オペラアリア。山田ごと脚立を引っ張る。
二人脚立の上に、腰だき、見つめ合う。
・連れ立って周囲を眺める。横並びに立って礼、拍手が起きないのを訝しく思い
ながら、再度礼。拍手沸き。
振り付けによらない、さぐり合いぶつかり合いながらのコンタクトダンス。
きっかけごとと道具立てはあれど、後は野に放たれて無茶をあれこれ。寸止めの
エロス、恋よりも負けん気？勝ち。客いじりも含めての一期一会が珍しく、
楽しむねこ。
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