＠名古屋 損保ジャパン日本興亜人形劇場ひまわりホール(2018/02/21-24 6ステージ)
全自由 前売2800円 当日3000円 中高生前売1500円
作・演出：北村想 舞台美術：北村想 舞台製作：松本ひろし（ステージクラフト
三舞）舞台監督：中村公彦（イリスパンシブルティ）
照明：石原福雄（ＦＲＡＣＴＡＬ）、平野行俊（劇座）
作曲・音響：ノノヤママナコ（マナコプロジェクト）
演奏指導協力：細川純子 丸市（虹色電鉄、第8旅団） 衣装：大池かおり
アクション指導：杉本明朗（アクションクラブ）
宣伝美術：下東英夫 イラスト：あおきひろえ
制作：金原祐三子 企画製作：avecビーズ 北村想
共催：特定非営利活動法人愛知人形劇センター
協賛：損害保険ジャパン日本興亜株式会社 主催：avecビーズ
出演：
小林正和（ファーム・コバヤシ）：束子研(タワシミガク）
ポンチョの女たち
中島由紀子：サキ
金原祐三子：アト
たなかちさ：サム
益川京子 ：ナカ
藤島えり子(room16)：キリ
北村想 ：不動産屋
細川純子 ：キーボード演奏
丸市（虹色電鉄、第８旅団）：スネアドラム演奏
2019/02/23(土）晴 2:023:36PM(1'25)前方上手 客席ほぼ満席（100人）
客層：大人客席、中年層最多。男女半々。
客入れ：開場時30人ほど。桟敷2列、椅子7列。折り込みチラシ厚め。
パンフ A5 3ページ。物理学用語の取説1枚。物販。上演台本1000円。想さんが
その場でサイン。カーテンコール1回 アンコール演奏1曲 6分。
久々の自作演出。これまで演出の小林さんは役者専念。
舞台。安アパート部屋設定。壁なしシースルー。正面に引き戸、奥角に、半畳の
謎のコンクリートブロック。床に「6畳」をセクション書き。
お話。自殺計画の疲れた初老の男、最後の住みかはボロアパート。薬を酒でと思う
ところへポンチョの珍入者、武装した工作員達。否応なく、極秘の宝の奪取戦に
巻き込まれてしまう。
風穴めちゃ開け、奇想天外のフィクション。調子乗り過ぎでまあ面白い。
地獄の現実、人の寂しさを忘れられないほろ苦さもよく。温故知新ですぐ道草。
物理学用語と道具立てはパンフに注釈があるほどで？？なれど、非日常の冒険めいて
楽しいが勝ち。後半、どんでん返し、老人の逆転に虚をつかれ。つつ、「本物も
科学は科学から離れてところにある」と胡散臭くも痛快で素敵。盛り上げ、下げて
後にカーテンコールの音楽に和むねこ。
[月間一覧］