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＠北千住 BUoY(2021/02/06-08 5ステージ)
全自由 一般3000円 TPAMプロフェッショナル2500円
作・演出：カゲヤマ気象台* 映像：涌井智仁 照明：みなみあかり（ACoRD）
制作：河野遥（ヌトミック） 制作補佐：河﨑正太郎（譜面絵画）
字幕翻訳：山田カイル(抗原劇場) 主催：円盤に乗る派
出演：
小山薫子[ままごと]
キヨスヨネスク
佐藤駿
田上碧
畠山峻*[PEOPLE太]
日和下駄*
*=円盤に乗る派プロジェクトチーム
2021/02/06（土）晴 6:05-7:13PM（68）正面前方 客席9割（35人？）
客層：20-30才代中心、男女半々。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。椅子1席空け。三方囲み、正面と左手 椅子3列、
右手（奥側）桟敷1椅子1列。空席誘導あり。開演定時7分前から役者登場。
折り込みパンフ ネット上PDF。物販。上演台本500円。カーテンコール1回。
久々に観る、円盤に乗る派、2018年作品再演。初演会場と同じBUoYにて。
舞台。コンクリ素地の空洞、床に大型CDラジカセと赤いキャラクタ人形、丸椅子に
グレーの頭骨。家族集合写真が吊られ。
お話。人工知能・コブラトップに管理され、無為に事も無く暮らす人々。ある日、
木星の衛星エウロパで流刑された犯罪者の日記を発見。地球にあらざるものに、
わく疑念。実はここはエウロパ、彼らはインストールされたコピーだったという
真実。
ハードSF設定も日常に終始。私であって私ではない、寄る辺なき者の絶望的な心理を
切実にあるいは虚心に語り、重ねていく。演技体が独特。区切った発話、ぎこちない
動きが内容に反して間が抜けてのどか。実のところ、ユーモアがあるのが面白い。
再演にあたって、役者全員マスク着用。不穏も希望絶やさない状況がマッチして、
共感のリアリティを生み。廃墟転用会場の寂寥感ある場と相まって、秀一な今日の
演劇となったと思うねこ。
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