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＠池袋 東京芸術劇場シアターウエスト（2021/03/27-28 2ステージ）
全自由 一般 前売3500円 当日4000円 配信3/29-4/5
「逆さまの三月」25分
振付・構成・演出：横山彰乃（よこやまあやの）
出演：中西涼花、泉葉子、菅谷有紗
「鳴りやまない騒音や終わりのない苛立ちのなかにどれだけしゃべっても伝わらない何かが残った」45分
振付・構成・演出：倉田翠（くらたみどり）
出演：天方真帆、加藤理愛、鈴木隆司、鶴家一仁、手塚バウシュ、矢島みなみ、小林寛司
照明：三枝淳 音響：大園康司 舞台監督：河内崇 衣裳：宮村泉
制作：ミューズ・カンパニー 南もえ子、平多理恵子 統括：伊地知裕子
2021/03/27（土）晴 6:05-7:17PM(25/45)中段上手 客席ほぼ満席(150人？)
客層：大人中心に2世代。男女半々。
客入れ：感染対策。サーモ検温、手指消毒。開場時20人ほど。1席空けなしの
通常客席。折り込みパンフ B5 3ページ。カーテンコール1回後、規制退場。
初見。振付に誘われて観劇。車椅子を利用するダンサーを交え、多彩な身体性を
活かして新しい舞踊表現を拓くいくべく、2014年に設立とのこと。
越えていく両作品が凄い。ヒップホップダンスの横山作品は車椅子を絡めての
4者コンタクトとなり、後半は車椅子を捨ててトリオダンスで見せる。格好良さに
走らない、こまやかながらグルーブを保つダンスで楽しませてくれ。
群像劇ともいうべき倉田作品。ガンガン踊り留められる女性。片足通りを結んで
動きを制限、対話とダンスを止めない男女。長時間立てない元舞台女優の車椅子の
女性は強者然、「能力」を使い皆を翻弄する。静かにマッサージを施す男。
彼らにマイク片手にあれこれ話しかけ続けるが、一行に応えてもらえない男。
プロフィールをみると、リアルな障がいや出自がわかり、それを晒すことを前提と
していることがわかり。現れる絵面が今回も凄く、呑み込む暇を与えず、飛び込んで
くる、没入させられた感あり。今回も得がたい体験をしたねこ。
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