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＠吉祥寺シアター(2021/05/13-20 13ステージ)5/17中止
全指定 前売当日共 一般5300円 お得チケット4800円
シード(U23歳以下・平日限定)3500円 高校生以下1500円
家族チケット（14日、18日限定 3名まで）10000円
作：カレル・チャペック 翻訳：広田敦郎 演出：稲葉賀恵[文学座]
プロデューサー：綿貫凜 美術：乘峯雅寛 照明：松本大介（松本デザイン室）
音響：青木タクヘイ（ステージオフィス） 音楽：トラペ座
舞台監督：尾花真 衣裳：藤田友 演出助手:城田美樹 宣伝写真：宮本雅通
宣伝美術：郡司龍彦 Web製作：木村友彦 制作:河本三咲
制作協力:J-Stage Navi 制作デスク:津吹由美子
主催：（有）オフィスコットーネ 協力：（公財）武蔵野文化事業団
後援：チェコ共和国大使館
出演：
増子倭文江[青年座]：母
大谷亮介：父（軍人 戦死）
米村亮太朗：オンドラ(長男 医学研究者）
富岡晃一郎：イジー（次男 軍人）
西尾友樹[劇団チョコレートケーキ]：コルネル（三男 軍人 ペトルと双子）
林明寛：ペトル（四男 軍人）
田中亨[劇団Patch]：トニ（末息子 文芸好き）
木一功[レクラム舎]：年老いた男性
土屋良太：スピーカーの男の声
竹田佳央里：スピーカーの女の声
2021/5/19(水)雨 2:04-4:05PM(2`00)前方上手 客席4割(60人)
客層:3世代、前方は20才台？女子中心。
客入れ:感染対策。検温、手指消毒、50%の客席だけど、すでに前売り済だった前方は
連続席。希望者には後方の一席空け席へ振替可能とアナウンスあり。当日パンフA4
1枚。物販。パンフレットB5 1000円、台本1000円。カーテンコール1回後、規制退場。
購買チケ日が直前で中止、他公演も中止で空いてた日に観ることでき。コロナめがっ。
舞台。歴史と記憶が陳列部屋。吊り物、手前上手にサーベル、鉄砲、地球儀、動物
頭蓋骨ら植民地戦争遺物、下手に書籍。ロココな調度。奥側。上手、ドア枠。
中央、重厚机、チェスト、ソファ。下手、複数椅子。
お話。5人の息子をもつ母のもと、戦争した夫や長男らの幽霊が生前変わらない姿で
現る。内戦が激化する中、他国が侵攻。死してなお、血気にはやる男達に呆れる母。
残された末っ子を守るため、彼らと対立する。
終ぞ変わらぬ矛盾と憤りに満ちた世界。平和を語りながら、軍備を進めるという。
とりわけの幕切れ、女子供の虐殺のニュースを聞いた母が、残された子供へ銃を
渡すという。タイトルの母の意味、守るべき子供の絶対。家庭内の母視点から、
他人事ならず活写して、ガツンとくる舞台。という中も、バカな男達には愛嬌あり、
父役・大谷さんには和むねこ。ポツドール等色悪が記憶に刷り込まれてる、米村さん
普通に好感もてる青年役で戸惑ったりして。演出では大写しの影、陰影ある照明に
趣あり。
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