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 ウンゲツィーファガーデン ミーム「自ら慰めて」

 @祖師ヶ谷大蔵 カフェムリウイ 屋上劇場(2021/11/05-07 3ステージ)
 全自由3000円

 脚本:本橋龍 演出:みんな
 舞台プラン:本橋龍 小道具:釜口恵太、岩田博之 衣装:家田三成、山田薫
 劇中映像:上松コナン 小道異製作:上松コナン 演奏:zzzpeaker
 宣伝美術:青柳美希 アートワーク:zzzpeaker 短歌:三鳥景樹
 音響:山田薫 照明オペ:鯨 照明プラン:青柳美希 撮影:吉田誰人
 車両:家田三成 衛生:山田薫、家田三成 制作:中沢志保、青柳美希
 企画:青柳美希
 出演:
 家田三成(坂井水産):オカダ
 中沢志保:ミナゾー
 釜口恵太:イクオ
 岩田博之:スナカワ
 青柳美希:ヨシミ
 上松コナン(暮らし):店員、男、カエル男
 鯨:女
 山田薫:カエル女

 2021/11/05(金)晴 6:28-7:58PM(90)奥側より 客席満員(20人)
 客層:学生、20-30才代。男性過半数。
 客入れ:感染対策。手指消毒、検温。テラスは鉄道沿線体裁でお出迎え。そのまま
 鰻の寝床客席、壁際に高低席2列。窓外も見えればいいかな。当日パンフ B5両面
 4つ折。物販。音楽のzzzpeaker関連。カーテンコール1回。

 舞台。2箇所設定、上手フレームがマンガ喫茶個室、下手ベッドがオカダら部屋。
 スクリーンに国道定点カメラ。天井からゴミ袋、テンガら。棚にカエル面。
 お話。国道沿いに住む若者達、豊かではないがほぼお気楽な日常。ままならなさを
 やり過ごすため、自ら慰める一時はアジールだったのだが。
 
 じんとくる日常発の奇想、ユニークで面白い。リアルな日常をベースに軽やかに
 時空間、幻想が混交。屋外まで自然につながる空間使いが心地好い。演劇の自由さを
 闊達に活かし、痛い描写も遊びのようにしてペーソスに替え。役者達のじたばたぶりは
 愛着感じさせ。カエルが思いがけず浮上。没個性で喧しいだけの彼らが生命力の塊で
 実は顔があるという。表現でできることに、今とこれからの意思を感じさせ舞台で
 好きねこ。

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