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 うさぎストライプ「みんなしねばいいのにII」

 @駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2021/11/26-12/07 13ステージ)
 全自由 前半割引 11/26,30 一般3000円 25歳以下2000円 18歳以下500円
 12/2-7 一般3500円 25歳以下2500円 18歳以下500円

 作・演出:大池容子
 舞台監督:吉野葵 舞台美術:新海雄大 照明:黒太剛亮(黒猿)
 照明操作:間瀬森平 音響:泉田雄太 音響操作:秋田雄治 小道具:陳彦君
 制作:金澤昭(うさぎストライプ) 宣伝美術:西泰宏(うさぎストライプ)
 主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
 出演:
 清水緑:あき(ハロウィン生まれの看護師。)
 亀山浩史[うさぎストライプ」:橘(製薬会社の営業マン。ハロウィンの日に
  死んでしまった。)
 あやかんぬ:ゆきえ(あきと同じマンションに住む女。怪奇現象に悩まされている。)
 幡美優:なつみ(あきと同じマンションに住む女。坂本と付き合っている。)
 小瀧万梨子[うさぎストライプ]:響子(死んでしまったあきの母親。生前はゴミ屋敷
  の住人だった。)
 伊藤毅[青年団リンク やしゃご/青年団]:坂本(コンビニ店員。)
 
 2021/11/28(日)晴 6:00-7:18PM(1'18)最前方より 客席8割?(30人?)
 客層:20-30才代中心、男性過半数。
 客入れ:感染対策。検温、手指消毒、連絡先カード記入。当日パンフ A5 3ページ。
 物販。キーホルダ。カーテンコール1回後規制退場。

 2016年初演@アトリエ春風舎、ねこ初見。今回、「半分以上台本を書き換え
 リクリエイションした作品」とか。
 舞台。小ぎれいなワンルームを切り取り置き。壁断面や天井鉄骨を見せ。
 窓開口、ベッド、テーブルに椅子2、小物置き。マンション外。下手にコンビニ看板
 丸椅子、ラジカセらが粗大ゴミの中。上手壁際の棚にスナック、カップ麺、洗剤と
 コンビニ店内摸し。
 お話。怪奇現象が日常のマンション、折しも世間ではハロウィンがお祭り騒ぎを
 越え、ヤバい状況で蔓延中。折角の誕生日なのに、仕事でお疲れ様なのに、
 迷惑な隣人や呪い?のせいで散々な目にあってしまう。そこでタイトルコール。

 ファニーなアイテム目白押しも、理不尽へ抗う、普遍性あるドラマ。生きている
 ような死んでいるキャラや呪われたよなキャラが登場、死が主人公の日常にある/
 迫るのがユニーク。抗いが悲劇的で重いありがちなものでなく、悪態をつくなど
 反骨精神?をもって程よく強まっているのがいい感じ。日常の死や、いけ好かない
 ハロウィンはコロナ禍と重なって見え。観客にとってもアップデイトされた
 よい再演と思うねこ。

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