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＠下落合 TACCS1179（2021/12/29-2020/01/02 6ステージ）
全自由 特典パンフレット付前売券 7000円 当日券 4000円 一般前売券3800円
日頃のご愛顧感謝割 3500円 お年玉チケット(30枚限定) 高校生以下無料
作・演出：高畑亜実 舞台美術：泉真 舞台監督：杉山小夜 音響：中村光彩
照明：太田明希(Light：Vision) 映像：杉浦仁輝 撮影：塚田史香
宣伝美術：中村ナツ子 ヘアメイク キシコ 衣装製作：モミジエリ
楽曲制作：那須寛史(QooSue/みづうみ/Studio：Slow：Slope)
稽古場制作：阿部藍子 制作：星野花菜里(コンプソンズ)
出演：
久保井研[唐組 ]：ケンイチ(雑誌編集長 失踪中）
金子清文 ：キヨフミ（ケンイチを探す）
西川康太郎[ゲキバカ/おしゃれ紳士]：コータロー(キヨフミと獄中で再会する）
奥泉[露と枕] ：テツロウ（ケンイチの部下 元ホスト）
中村ナツ子：ケンイチ(少年達の班長）
亀田梨紗 ：キヨフミ
千歳まち ：コータロー（大人びてしまう）
高畑亜実[あんよはじょうず。]：ユキノ(新入り）
2022/01/02(日)晴 1:03-2:25PM(1'22)中段上手より 客席満席(60人)
客層：学生〜20-30才代中心、男女半々。
客入れ：25人ほどの待ち列でき。感染対策。手指消毒、検温、ＱＲコード読み取り。
当日パンフ A5 オールカラー 3ページ。劇場雛壇椅子5列。見易し。カーテンコール
演出入り1回。長く拍手続くも2回目なし。規制退場実施。
唐組や青蛾館で観たことがある、高畑亜実さん主宰ユニット、初見。
舞台。開場中は紗幕へ隠すと共に模様を見せ。暗色壁、内側に配管ら設えて、地下
秘密部屋ムード満点。
お話。山奥のとある村落、美少年達を神として祀るカルトな施設あり。ケンイチの
班員コータローは大人びて、追放されるのではと恐れをいだいている。そんな中、
新参のユキノはケンイチに相対するようになり、またコータローがパトロンな大人
と事件を起こす。コータローを救うため、一計を案じる少年達。月日は流れ、施設跡
から少年の白骨死体が発見される。時同じくして、長じたキヨフミはケンイチの
著作を発見し、事の次第を問うべく彼を追跡、道程でコータローと再会する。
そして、事は無事では済まなくなり…。
主宰の美意識横溢、ゴシック、耽美、猟奇。荒くれと詩情溢れるアングラ演劇への
憧憬も。実現するにキャスティングが凄い。ビジュアル系の小劇場、アングラ演劇
ファンなら期待と満足度高という。誰の夢・モノ語りか！？という、多重の追想劇。
過去と現在が併走し、次第明らかになるかと思っていたら、裏切られてカオスと
いう面白みあり。全体が「劇作」であるという趣向、一同スローモーションで礼と
いうカーテンコール演出は頷け。おじさん俳優が持ち味を発揮。可愛くエロティック
で郷愁ともなう、久保田さん。今回大活躍、かっこ良くて砕け加減の愛嬌もいい、
金子さん。この2人にがぶり四つの西川さん。膨大でモノローグを高速でして呆れ
させた奥泉さん。艶っぽい、亀田さん。スイーティな中村さん。モデル然とカッコ
いい、千歳さん。得体の知れない妖しさまとう、高畑さん。衣装、照明らビジュアル
がムーディで印象深く。次回本公演は秋口とか、観てみたいねこ。
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