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　インテグレイテッド・ダンス・カンパニー響-Kyo第9回公演「肉 Chair／おどる童話「カタン・カタン」」

　＠池袋　東京芸術劇場シアターウエスト(2022/02/26-27 2ステージ)
　全自由　一般 前売3500円、当日4000円　学生・障害者割引：前売3000円、当日3500円

　肉 Chair - 私の身体は世界の軸である 30分
　振付・構成・演出：浅井信好[月灯りの移動劇場]
　出演：天方真帆、泉葉子、加藤理愛、神田初音ファレル

　休憩

　おどる童話「カタン・カタン」35分
　原作：宮沢賢治「シグナルとシグナレス」より
　振付・構成・演出：スズキ拓朗[CHAiroiPLIN／コンドルズ]
　リハーサルマネージャー：小佐野智美　映像：青山健一
　出演：泉葉子、菅谷有紗、鈴木隆司、鶴家一仁

　照明：三枝淳　音響：牛川紀政　舞台監督：久保田智也　衣裳：宮村泉
　制作：ミューズ・カンパニー　金井美希、松波春奈　統括：伊地知裕子
　主催：クリエイティブ・アート実行委員会　
　助成：芸術文化振興基金　公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
　企画制作：ミューズ・カンパニー

　2021/2/26(土）晴 6:05-7:21PM（30/休11/35)中段上手より 客席8割（100人）
　客層：2世代、女性過半数。子供連れあり。
　客入れ：感染対策、検温、手指消毒。当日パンフ B5 3ページ。カーテンコール2回。
　規制退場なし。

　・肉 Chair - 私の身体は世界の軸である
　構成。アンバー色の薄明かり。スペイシーな音楽。床ダンス。腹ばい、たゆたって、
　やがて３人折り重なり、全体で呼吸するように上下動作。ひとり這い出して離れ。
　暗転。
　中央に軸と立ち、ロープでつないだ車椅子を円周動作。その後車椅子に搭乗、さらに
　外周に車椅子が追加、反対に周り、さらに自転公転するダンサーがいて3つの
　惑星軌道の図。ミニマル音楽（ライヒ？）流れて延々。自転公転ダンサーはしだい
　変調。
　3人横並び、かがみこんで震え。
　車椅子通し、ダンサー通しの二組で協調〜バトル模様のデュオ。
　中央に１人直立、３人接近、しがみつかれ、声なき叫び。

　車椅子使い参加ならでわのパフォーマンス。それぞれの身体表現そのものを活かし
　見せて、見応えあり。

　・おどる童話「カタン・カタン」
　構成。語り役の機関車を演じる車椅子使いパフォーマ。言いにくいタイトルで、
　パニックも大丈夫。マーチ♪、４人連なって行進走り。
　信号機二人のデュオ。手の所作と口内入れた赤青ライトを口パク明滅。
　４人横並び、信号機な動作と発話。
　信号機２人、２人の恋路を邪魔する電信柱の電線(ゴムひも）に絡み取られて、
　キリキリ舞い。電信柱の怒りを受けとめて、お喋りをするのを止めた信号機達。
　これに機関車はオロオロ。でも手旗信号で恋する思いを交換〜結婚した夢をみての
　パ・ド・ドゥ。最後は一同賑やかにしてお終い。

　所作、動き、映像、衣装、みんなリズミカル。子供から大人まで親しみやすい、
　楽しさに溢れ。伸びやかで心地好いパ・ド・ドゥなど純ダンスもいい感じ。車椅子
　使いパフォーマは縁結びの役柄そのままに良く協調してていい感じ。

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