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＠下北沢 駅前劇場(2022/06/08-12 8ステージ)
全自由 一般4000円 U-25 3000円 劇団応援チケット8000円
初日割 一般3500円 U-25 2500円 ギフトチケット4000円 ミラチケ22歳以下応募可
作・演出：鈴木アツト 舞台美術・小道具：西宮紀子
照明：篠木一吉（(有)創光房）音響：斎藤裕喜（Quebec） 衣裳：西原梨恵
ヘアメイク：西藤恭子 振付：山村茉梨乃 演出助手：小杉咲貴
舞台監督：(株)ステージワークURAK 宣伝美術：沼上純也（イヰマ）
宣伝イラスト：大野舞"denali" 舞台写真：bozzo 音楽・制作：村上理恵
後援：未来の会議（ミラチケ対象公演）助成：公益財団法人東京都歴史文化財団
アーツカウンシル東京 芸術文化振興基金
企画・主催：特定非営利活動法人 劇団印象-indian elephant-
出演：
村岡哲至：エリック･アーサー･ブレア(1903年生･男 筆名ジョージ･オーウェル 小説家）
滝沢花野：アイリーン･ブレア(1905年生･女 エリックの妻)
時田光洋：フレドリック･ウォーバーグ(1898年生･男 小さな出版社の社長)
北川竜二：ジョナサン･フランシス･イースト(1895年生･男 BBCのプロデューサー)
山村茉梨乃[劇団印象]：ヴェニュ･チタレー(1912年生･女 BBCのアシスタント)
伊藤大貴：ブーペン･チャンドラ･タバッスン(1915年生･男 BBCのアシスタント
アッサム生まれの詩人)
佐乃美千子：キャサリン･バーデキン(1896年生･女 小説家マーレー・コンスタンティンの妻）
2022/06/10(金)曇 2:02-4:14PM(2'12)最前方より 客席満席(120人)
客層：2世代、ベテランの多い大人客席。よくしゃべる方々少々。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。パイプ椅子8，9列の通常。2時間越えの時は
座蒲団追加希望。当日パンフ B5 3ページ。物販。上演台本1000円、ポスター。
カーテンコール1回、規制退場なし。出演者座談会はパス。
舞台。ワンフロア、イギリス風。下手暖炉、椅子と小テーブル2、張り出し窓。
上手、壁際にテーブル、椅子。小棚に本。手前壁にかもめ飾りとサイドテーブル。
お話。20世紀を代表する作家オーウェルの第二次世界大戦下のBBC勤務時代とその後を
描く。侵略占領されているインド出身の番組スタッフの複雑な心境に間近に接し、
人道主義を唱えながら、政治状勢ら現実との間で苦悶するオーウェル。そんな彼に
献身的に、さらに一個の人間として成長しながら寄り添う妻。2人を中心にさまざまな
立場の人達の生き様を描いていく。
手応えタップリ、味わい深いウェルメイドプレイ。戦時下の情報の混線、理想と現実
のギャップに揺さぶられる人達。まさか観る側のリアルと重なる時が来るなんてと、
驚きとともに観るねこ。一意によらない、ジェンダーギャップらを含めた多様で
重層的な描き方、血が通った脚本と登場人物の心理に寄り添った俳優の演技で活き
活きと伝わる舞台とし。思いがけない収穫となったねこ。
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