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 ヨコハマダンスコレクション2022 梅田宏明「indivisible substance」

 @日本大通り 横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール(2022/12/07-08 2ステージ)
 公演+オンライン視聴 一般3500円 U-25/ダンサー割3000円 高校生以下1500円

 ディレクション・振付:梅田宏明 音楽:AOKI takamasa
 ビジュアルディレクション:S20 ビジュアルクリエイション:THINK AND SENSE
 テクニカル・ビジュアルディレクション:松山周平
 プロダクション・マネジメント:田野入涼子 制作:S20
 共同委嘱:West Kowloon Cultural District(香港)、横浜赤レンガ倉庫1号館
 出演:
 中村優希、林田海里、YULI

 2022/12/08(木)晴 7:05-7:45PM(40)中段下手 客席6割(90人)
 客層:2世代、洋の東西、女性過半数。
 客入れ:感染対策。検温、手指消毒。当日パンフ A4両面。カーテンコール2回。

 趣向。床、正面壁にCG投影。ダンサー達の動きはセンサーでリアルタイムで捉え、
 CG化(板状の人型など)して映像に加えられ。

 小気味の良い流れ、モーションに浸るひととき。揺らぐ、流れる、留めた後バネが
 はじきれるような動きを混じえて、ノンストップで踊る。粒子状のCGは砂丘とも
 河川とも、形を結んではほどけて連綿。ダンサーから沸くような絵柄があったり
 スリリング。クールで包むような、ずっと音場に浸っていたくなるよな音楽○。
 オンラインでの映像がどうなっているのか、楽しみねこ。

 トーク 7:48-8:09PM(21)
 松山周平(映像担当)、梅田宏明

 梅田 経緯。3年前、コロナ禍の状況でテクノロジーとダンスを違うフォーマット
  でと。2年目にオンライン、3年目で劇場で公演。9月の初演は100%リモート、
  普段自分がやってこなかった共同作業で創り上げた。
 松山 ダンスというより、モーションというのが最初にあった。
 梅田 ダンスと映像は等価の動きで、さらにミクロとマクロでスケールの違うモノを
  いれてほしいとリクエストした。
 松山 点で描くと人はスケールが解らない。そもそも動きのエナジーにはスケールは
  ない。
 梅田 人そのものでなく、ダンサーから生身を引いたモーション+映像を創る流れ。
  背景と一緒に動くのではなく、流れの中で動く。
 松山 技術は手法にすぎない、使ってどう作品をつくるか。今回身体の強さ、魅力が
  あると改めて実感できた。ダンサー達はフィジカルの、アナログの強さを強調して
  いる。これはセンサーでは取れないもの。

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