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 ヨコハマダンスコレクション2022
 浅川奏瑛「帰り道をなくして、この足」→
 ヤンナ・ヤロネン/Collective Dope「BEAT ‘I just wish to feel you’」

 @桜木町 のげシャーレ → @日本大通り 赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
(2022/12/10-11 2ステージ)
 全自由 一般3000円 U-25/ダンサー割2500円 高校生以下1500円

 「帰り道をなくして、この足」44分
 振付:浅川奏瑛 音響:相川貴 照明:久津美太地 アシスタント:荒木美結
 参考:村上龍「限りなく透明に近いブルー」 講談社 ; 新装版 (2009)
    梶井基次郎 「Kの昇天或いはKの溺死」 角川書店 改板版 (2013)
    メアリー・シェリー/著 小林章夫/訳「フランケンシュタイン(光文社古典新訳
    文庫)」 光文社 (2010)
    フロイト/著 中山元/訳 「人はなぜ戦争をするのかエロスとタナトス
    (光文社古典新訳文庫)」 光文社 (2008)

 出演:浅川奏瑛、伊藤奨、鈴木梨音

 「BEAT ‘I just wish to feel you’」45分
 コンセプト・演出:Jenna Jalonen 音楽:Adrian Newgent
 照明デザイン:Miklos Mervel プロダクション・アシスタント:Kasza Polett
 海外公演担当:Bush Hartshorn 提携:城崎国際アートセンター、Aerowaves
 出演:Jenna Jalonen, Jonas Garrido Verwerft

 2022/12/11(日)晴 4:01-6:04PM(44/移動28+待ち5/45)前方中央/前方下手
 客席満員(45人)
 客層:2世代、男女半々。
 客入れ:2会場開催に変更され、バスにて移動。感染対策。検温、手指消毒。
 当日パンフA4両面。カーテンコール各2回。

 「帰り道をなくして、この足」
 舞台。上手、ビニール傘が逆さに吊られ。正面2つのドアは開放、廊下が見え。
 揃いのオリーブ色無地のTシャツ。閉塞感漂い、緊迫感張り続け、頼りの傘もまま
 ならぬこともあるありさまを踊る。ファンクビートの高揚も助けにはならない。
 やがて危機はやってくる。
 生きづらい、その心理を映すかのような動き、互いの距離感を保ちつつ、隙なく
 緊密に展開。照明、音響は繊細かつ劇的。非常○の多彩な演出(機能)には驚き。

 「BEAT ‘I just wish to feel you’」
 舞台。クリーム色の一面、畳、道場!?かと。奥中央に音響ブース。
 緩急に富んだコンタクトデュオ。マーシャルアーツかという体勢や組み技の連続。
 暴力的にアクロバチックだったりと凄い。激しい動きと共に止まることと再起を
 繰り返し入れ、生死を交互に映してるようで意味深。足音、呼吸音をサンプリング
 してリズムにしたりとユニーク。後半照明を落とし、スピリチュアルなムードに。

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