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＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2022/12/09-18 12ステージ）
全自由 予約3000円 当日券3500円
脚本・演出：小田尚稔 音楽・音響：土屋光 照明：佐藤佑磨 映像：南香好
舞台監督：小田尚稔、小林駿 宣伝美術：渡邊まな実 記録映像撮影：河野恭平
演出助手：宮﨑輝 制作助手：こばやしかのん：的場裕美
企画制作：小田尚稔の演劇 （有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催：（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
助成：文化庁文化芸術振興費補助金（劇場・音楽堂等機能強化推進事業）
独立行政法人日本芸術文化振興会
出演：
加賀田玲、こばやしかのん、小林駿 坂本彩音、的場裕美、宮﨑輝、渡邊まな実
2022/12/12(月)晴 7:05-8:39PM(1'34)上手側 客席ほぼ満員(35人)
客層：20-30才代中心、男性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。通常舞台側に客席設置。パイプ椅子5段。
当日パンフ B5 1枚。物販なし。カーテンコール1回、規制退場なし。
小田尚稔の演劇 新作。
舞台。劇場内をオープンに使用。手前が屋外、段ボールハウス、粗大ゴミ置き場。
ラグが敷かれた奥が室内、劇場の2Fは内外とも見立て使用、浮世絵美人の暖簾？。
上手に沼がある田舎道風景の実写動画。床、下手ベッド、自転車、上手ダイニング
テーブル、壁に傘列。
お話。スーパー勤務の女性は失業中の友人・ゴミ拾い奇行者と同居して日々困惑。
最低家賃アパートに済む男性は沼地で自活するヤングホームレスと出会い、いろいろ
巻き込まれる。スーパーへ仕入れへ来る業者女性は仕事をせず、疲れてる、女子だから
とわがままを言い困らせる。など「どん底」な若者達、無為の罪と罰、トラウマの
訳に及ぶ残酷群像劇。
不合理なことを含めて赤裸々、出口のない苦しみをありげに繕わず、希望を装わず
して、苦いけどすっと見ることができ。若い人達は大変と終始思いながらみるねこ。
俯瞰したり近接したり、客席や小劇場界とメタにしたり、生死を越えたり、拡張した
視点とフラットな描き方が面白い。脳内を拡げ見せたというか。
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