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 第30回石原正一ショー「もっとよろしくキャノンボール’22」

 @大坂 中崎町common cafe(2022/12/29-30 4ステージ)
 全自由 一般3500円 グッズ付(ヨロシク券)4649円

 脚本・演出:石原正一 音響・照明:toy-2、映像撮影:森達行(もみあげフラメンコ)
 制作協力:宮崎由美(スタッフステーション)
 出演:
 竹下健人[劇団Patch]:アキラ
 上田一軒[スクエア]:おっさん
 岸原奈津枝:ユミ
 川下大洋[Piper]:ワタナベ
 魔人ハンターミツルギ[超人予備校]:田中
 坂口修一:父
 澤田紗菜[リリパットアーミーU]:娘
 森口直美[パプリカン・ポップ]:母
 山浦徹[化石オートバイ]:アクセル
 seico:アン
 中西邦子[劇団925]:サデスパー子
 日詰千栄[はひふのか]:由紀さおり
 石原正一:旅人

 2022/12/30(金)晴 12:35-1:50PM(1'10)最前方 客席満員(35人)
 客層:20-30才代中心、女性8割。
 客入れ:感染対策。検温、手指消毒。開場時15人ほど。椅子3列。当日パンフ 手書き
 A5 2ページ。石原さんがグッズ交換と即売、裏話トーク。過去公演、とりわけ超満員
 だったカラビンカでのこと。カーテンコール1回。
 
 関西小劇場年末恒例・石原正一ショー 久々の公演。99年@OMSのリメイク版とか。
 舞台。装置なし、マイカーは車書き割り(可愛い)手持ちで現し。
 お話。国土縦断、世界的長距離レース・キャノンボール。優勝に挑むアキラは道中、
 ボロボロの中年男を助け、共に競争続行。曲者達とのつばぜりあいの中、レースに
 隠されたとある秘密に巻き込まれてしまう。

 コンパクトに盛り込みも、うまさ変わらず。昭和の懐かしと今のを混交してパロディ
 アップデート。親子のあり得ない二役とか愉快、好み。エバーグリーン由紀さおりの
 歌、アドリブ作文で尺をとるら、コンパクトながら遊び忘れず。レースの熱気とミス
 テリーの高揚をロックのリズムと、ライブならでわの役者芝居で迫り、できる人達を
 揃えて、楽しませてくれ。優しさと切なさ沁みる真相展開も、なんだろ年末芝居
 らしくて○。

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