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＠池袋 東京芸術劇場 シアターイースト（2023/02/16-23 10ステージ）
全自由席(整理番号付き）初日割引4000円 前半割4500円(2/17-19) 一般5000円
U25 3500円 当日券＋500円
脚本：原田ゆう 演出：シライケイタ 美術：松村あや
照明：奥田賢太（colore）?音響：佐久間修一（POCO） 音楽：加藤史崇（POCO）
衣裳：藤田友 演出助手：森菜摘（演劇ユニット『あやとり』）
舞台監督：青木規雄（箱馬研究所） 舞台監督助手：佐藤瑛子
演出助手補佐：領家ひなた 宣伝美術：村井夕（windage.）
スーパーバイザー：福島明夫（青年劇場）
公演マネジメント：植松侑子、古川真央、宮原叶（syuz’gen）
主催：文化庁・公益社団法人日本劇団協議会 制作：公益社団法人日本劇団協議会
制作協力：一般社団法人劇団温泉ドラゴン
出演：
大森博史：斉藤吾郎（斉藤家の父）
大西多摩惠：斉藤佳子（斉藤家の母）
筑波竜一＊：斉藤倫夫（斉藤家の長男）
いわいのふ健＊：斉藤周司（斉藤家の次男）
阪本篤＊：斉藤和睦（斉藤家の三男）
林田麻里：斉藤泰菜（倫夫の妻）
宮下今日子：斉藤奈美恵（周司の妻）
枝元萌：小田切(生田目)惠（和睦の学生時代の同級生）
東谷英人：上林幹雄（葬儀屋）
遊佐明史：五十嵐淳也（葬儀屋）
山崎将平：水村博宣（介護士・佳子の上司）
＊劇団温泉ドラゴン
2023/02/20(月)晴 6:30-8:40PM(2'10)中段上手 客席8割(180人)
客層：2世代、男女半々。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。開場時25人ほど。Ｃ列最前。
当日パンフ タブロイド新聞体裁。終演後、劇中の会葬礼状を配布。
物販。上演台本500円。カーテンコール2回？。
開演前に試演リーディング、意見交換会を経ての上演とアナウンスあり。本舞台版が
初見ねこ。
舞台。斜におかれた広いリビングダイニング、壁が舞台幅一杯、モデルルームみたい
小綺麗な本物調度。上手にキッチンカウンター、背面壁内に食器棚と冷蔵庫。
手前ソファセット。中央、曇りガラス付きドア、下手に寝室引き戸。その手前に
６人掛けダイニングテーブル、チェスト、観葉植物。客席前にベランダがある設定。
お話。60代で夫を残し突然亡くなった母、その子供・三人兄弟はあたふた、妻や友人
もまた。コロナ禍初期下というだけでなく、それぞれに事情、確執あり、不在の母を
中心にして描く。
なくして初めて母と互いに出会い直す。特別のことではないけれど、装わず丁寧に
心理真情を紡ぐ舞台。不器用なところもそのままで、観る者の体験と重なって心を
打ち。母は子供のそれぞれの人生を肯定し、味方になる。困った人物も登場して
騒ぎを起こしたりするけど、この心は変わらず、暖かく沁みるねこ。本物の調度と
同じく、生活とりわけて頻繁に実食をする、前列だといい匂いがしそう。そんな
こんなと、心にも栄養、折々で観る薬とじんわりしながら観るねこ。
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