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＠北千住 家劇場(2023/03/06.07,13,14 6ステージ)
全自由 2500円
作・出演：上村なおか、中島晶子、板垣朝子
宣伝美術：あさやちのね 写真：大洞博靖 協力：宮崎あかね 企画・制作：憶祝
2023/03/14(火)晴 6:35-8:55PM(1'20)奥側 客席満席(10人)
客層：ベテラン中心、男女半々。
客入れ：二間の奥2列、手前の壁側各1列。バーに座蒲団置きと丸椅子。当日パンフ
A5 4ページ。開場時から板(家）付きでパフォーマンス。
上村なおか、中島晶子、板垣朝子 3人共作ダンス。2020年公演の第2弾とか。
来月解体が決まった、築90年の日本家屋・家劇場にて。
舞台。二間の床に座蒲団3、点在。
構成。・朱とか3人ともワンピ。台所ドア内、収納らに嵌まったり、出ては漂ったり。
・座蒲団上にそれぞれ、ロックのリズム、激しくダンス勃発。
・一本の柱に顔つき合わせ、身体絡ませ、崩れ墜ちる。流れる様にしてとりどり。
・押入からラジカセ、少年声(人外？)の日記流れ。人の居ぬ間は遊べるけど…。
畳の上でずりずり、床転げる、紙片を咥える、縁側から飛び出す、等。
・外へ出ていた2人、頭に風呂敷包みを乗せ、台所側から列び出てくる。もう一人に
無言の圧をかけ、3人揃い。鴨居の下につま先立ち、風呂敷を当てながら、
ブギウギ♪のリズムに乗り踊る。やがて乱調。
・蛍光灯消し、3人縁側から外、受付場所でわちゃわちゃ話しながら着替え。
パンツルック。縁側から外を向いてしばしお喋り。雨が空から降れば♪。離れて
1人舞う、そのでんぐり返しの足下を2人タッチ。やがて3人でタッチしあいながら
ひとかたまりになり。
・壁側置きの大きな踏み台を部屋中央へ運び、上がって天井に手をつける、3人で
ステップの下隙間に入ったり、ステップに横になったり、と絡む。離れて、
カーニバル狂騒な音楽に乗り、踊り狂う。1人ずつプラリと縁側から外へ出て行く。
「家劇場」を使い倒す、あちこち絡んで、家とパフォーマが人馬一体かのような、
不思議で楽しいひととき。戸や隙間、収納に潜んで出入り、縁側から出て、別の場所
から戻るなど、場の行き交い、広がりが愉快。さながら妖精が、座敷童達の遊び場と
いった体。自然光メイン、昼の回はまた違う印象だったろうなあ、観たかったなあと
無い物ねだりするねこ。
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