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＠下北沢 ザ・スズナリ（2023/03/25-04/02 13ステージ)
全指定6800円
作・演出：桑原裕子[KAKUTA] 美術：田中敏惠 照明：宮野和夫 音響：島貫 聡
衣裳：石川俊一 ヘアメイク：福島久美子 演出助手：和田沙緒理
舞台監督：安田美知子 照明操作：山浦恵美 演出部：村西 恵
衣裳スタッフ：竹ノ子博子 ヘアメイクスタッフ：南谷友子
小道具：高津装飾美術株式会社(財前光子) 小道具協力：木下早紀
衣裳協力：佐藤千香 制作：石井久美子、馬場順子、横井佑輔
取材協力：堀口 剛 企画製作：赤信号劇団 主催：石井光三オフィス
宣伝美術: 市川きよあき 宣伝写真: 御堂義乗 宣伝衣裳・ヘアメイク:中西端美
出演:
渡辺正行：逆井戸千彰 さかいど ちあき（大学教授）
ラサール石井：虻川源三 あぶかわ げんぞう（実業家）
小宮孝泰：西条栄輝 さいじょう ひでき（「燻製居酒家☆ひでちゃん」店主）
室井 滋：虻川永久子 あぶかわ とわこ（源三の妻）
那須 凜[青年座]：逆井戸多映 さかい どたえ（逆井戸千彰の妻）
岩男海史：虻川吾央 あぶかわ ごお（永久子の息子）
若狭勝也[KAKUTA]：砧修次 きぬた しゅうじ（大学特任講師）
2023/03/31(金)晴 2:03-3:55PM(2'00)前方中央 客席超満員(140人)
客層：ベテラン中心、男女半々。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。ノーマスクの人にはマスクを渡して装着を
お願いし。桟敷1、通常のパイプ椅子席に通路補助を追加。ロビー床には補助、
キャンセル待ち列用の番号が置かれ。当日パンフ A4 3ページ。物販。コント赤信号
のＴシャツ、出演者書籍。 カーテンコール2回。トーク後きちんと規制退場。
1995年 第14回公演「イメルダ」＠本多劇場以来28年ぶりの第15回公演。
舞台。斜に置かれた瀟洒な洋館の居間。ローテーブルにラグ、座蒲団用意。上手、
下手壁（縦桟に×の組格子がシースルー）際にチェスト。プッシュ電話や単行本置き
居間奥の廊下下手が玄関、上手クランクで台所ら。
お話。いい年をして惑う、これまでの人生も誤算ばかり、そんな人達・曰わく因縁
ありが再会して、今日は荒れ模様。
とても面白い、ダメも肯定する愛ある視点が素敵な舞台。地味色でとてもカラフルな
キャラと人生模様が続々。ネガティブなところを受け止める悲喜劇と、笑い合える
訳知りの大人客席が演劇ならでわの桃源郷、甘辛で滋味滋養な味わいあり、をつくり。
終盤、ダメ大人達をいさめる青年の一喝が痛快。変わるところと変わらないところが
あり、一緒にしててもバラバラなままの3人が愛おしいねこ。
トーク 4:02-4:28PM(26)
出演者全員 桑原裕子
ラサール 追加公演でお客さんが来ないと嫌なのでトークをつけた。
桑原(オファーを受けて）劇団だけど28年公演なしと聞いてなんで引き受けたのかと。
（3年前にオファー）最初は実在した事件でみんな死んでいくのを提案したら却下。
2回目でリーダー（渡辺）が先生役は自信ないと言いだし。悩んで、普段と真逆の
役で考えていった。若狭は劇団では凄く真面目だけど、エロいとか。海史には
大人達をぶった切ってもらう。本番始まったから言うけど、実は学生時代から
室井さんの大ファン。役名はＡ級エージェントとくこ（？）から。
（飲み会でずっと2人で話していた訳はそれかと→リーダーから飲み会に誘いが
あって、役を変えてというのが判っていたので避けた。）
桑原（リーダー）一生懸命。真面目なんだけど、やりたくとか最初に言う。
小宮 どうやってリーダーを操縦するのかと感心してみていた。
ラサール 自分も演出するので勉強になった。あんな匙を投げずにやるんだと。
桑原(ラサール）悪党だけどともかくカワイイ。カワイすぎる。
桑原（小宮）好きなのでどんどん出て喋ってもらう。
小宮 コメディリリーフなんだけどギャグではない。
室井 直前に演舞場に出演してて、起きると音楽、夢に渡辺えりがでてくるので
どう切り替えようかと。その前は8年間演劇から遠ざかっていた。こんなに細かく
丁寧に(演出）されてたのは大人になってから無かった。（小宮さんを殴る部分の
実際にやる、やらないの加減エピソード）
若狭（劇団と違うのか）こんな感じ、稽古場で安心して居られる。KAKUTAより笑い処
は多い。
那須（桑原さん）キャスティングがベスト。自分はゲラなんだけど堪えている。
揃ったときのバランスが素晴らしい。
岩男（桑原 稽古場であったことあるぞと。母親が舞台衣装家で高校生の時アシスタ
ントでついていたのを見ていた。）母親が自分が産まれる前から赤信号の仕事を
してた縁がある。この舞台に立っていて不思議に感じと、舞台／現実が重なる？
こと。
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