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＠三軒茶屋 世田谷パブリックシアター（2023/05/19-21 3ステージ）
全指定 一般4500円 ペア8000円 高校生以下1500円 友の会会員4000円
24 2250円 せたがやアーツカード会員4200円
＠京都 京都芸術劇場 春秋座（京都芸術大学内）5/26-27
振付・衣裳・舞台美術・壁紙デザイン:インバル・ピント
オリジナル楽曲:マヤベルシツマン 照明デザイン:タマルオール
アニメーション: ダニエラ・ポコール 特殊小道具:ニルゼイリ
衣裳アシスタント: リナット・アハロンソン
リハーサルマネージャー: ディナ・ズィヴ 舞台写真: ミカル・シェルピン、
ダニエル・チチク テクニカルマネージャー: ボアズ・ペジャ・ギラッド
ステージマネージャー : ネタ・アミット・モルー
主催：公益財団法人せたがや文化財団 企画制作：世田谷パブリックシアター
後援：イスラエル大使館、世田谷区
スザンヌ・デラール・センター オリジナルプロダクション
出演：モラン・ミュラー イタマール・セルッシ
2023/05/20（土）曇 3:05-4:00PM（53）1F前方中央 客席8割（500人）
客層：大人中心、3世代、女性過半数。
客入れ：感染対策。検温なし手指消毒任意。当日パンフ A5 3ページ。物販なし。
カーテンコール2回。
コロナ禍で製作・初演された最新作。
舞台。ハの字2面壁の部屋。エンジ色の壁紙は木立ある原っぱ。出入口下手。調度は
黒いシンプルなテーブル。壁際にクラシカルな収納箱。ライト、上着掛けフック。
構成。くつろぎの音楽、一転身体のコントロールが利かない状況へ。机が？
椅子が？何物かかに操られ。男性があり得ないところから出没、遠隔バトル模様。
ノンコントールになる趣向と自由度の高い身体、超絶な動きがスゴいし、とても
面白い。瞬間で切り替えるのがお見事。恐ろしい状況なんだけど、遊びとユーモアが
あって素敵。ダンサーには修行かという挑戦なんだろうけど。調度らモノ達が
生意気な動きをするので笑い。後半、男女2人のバトル、面白さ倍増。
ポストパフォーマンストーク 4:04-4:40PM（36）
インバル・ピント、モラン・ミュラー、イタマール・セルッシ 白井晃、
伊藤碧（通訳）、？（司会）
(いきさつ）インバル カンパニーを退団してソロ活動にあたり、スザンヌ・
デラール・センターから新作のオファーがきた。なんでもできるどうすると言われ、
ソロがやりたいと。自分と対談したい。モランと話す内に相手ダンサーが必要と
なった。コロナ禍で稽古が止まったりしたり、ダンスがこれからどうなるのかと
考えた。ファックスやデータでダンスが送れたらと。壁紙を子供とつくっていたとき
イエローペーパーという短編と出会った。
現実と妄想、どちらも自分でコントロールが効かないシチュエーションにある存在に
フォーカスした。モランが踊る女性にとって外はなにかを考えて、壁紙をデザイン
した。壁紙になるということは、歴史的資料として残すという意味がある。
（ダンサーとの共有）モラン さまざまな想像を。可動域の限界への挑戦もあった。
（イタマールの役割。白井さんの解釈を述べて）イタマール 不確かなまま、稽古の
終わり近くに掴めた。
インバル 様々なストーリーが絡む。キャラ付けをすると観客の想像が限定されて
しまうので。パラレルワールドと思ってくれれば。2人は関係を持つが蹴り出されて
同居は解消する。そのアイデアは最初からあったが、2人が新しいインスピレーション
を与えてくれた。
（ジャケットが残されるのは何故）消えた人はなにかしら残す。観客に委ねたい。
白井さんの質問は悪い質問だけど、悪い質問は得てしていい答えを引き出すものと
チクリ（場内笑いと拍手）モランが踊る女性は壁紙に閉じ込められたので、無事に
ファックスで送れるようになった。よかった。
（観客の事前質問 モノが動くのは）予想外のシチュエーション、モノが人間の
ように動ける。
（同 映像の製作時期）創作中にアイデアはあったが、後に絵コンテを渡して、
（日本人クリエイターへ）依頼した。
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